重要: IoT Device Simulator ソリューションは 2025 年 2 月に廃止されます。大規模な IoT デバイスのワークロードシミュレーションとパフォーマンステストには、Distributed Load Testing on AWS の使用を検討することをお勧めします。
概要
IoT デバイスシミュレーターソリューションは、直感的なウェブベースのグラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) を介して、お客様がデバイス統合をテストし、IoT バックエンドサービスのパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。このソリューションにより、お客様は、物理デバイスの設定と管理や、時間のかかるスクリプトの開発などを必要とせずに、大量のコネクテッドデバイスの作成およびシミュレーションを行うことができます。
メリット
IoT デバイスシミュレーターをすぐに利用したり、リファレンス実装として利用したり、カスタマイズ可能なシミュレーションエンジンを利用して、デバイス統合や IoT バックエンドサービスをシミュレーションデータセットでテストすることができます。
ウェブベースの GUI コンソールにより、お客様は、物理デバイスの設定と管理や、時間のかかるスクリプトの開発などを必要とせずに、大量のコネクテッドデバイスの作成およびシミュレーションを行うことができます。
シミュレーションエンジン全体で最大 1,000 のシミュレーション (仮想 IoT デバイス) を同時に実行し、最大 100 のシミュレーションを同時に作成することができます。
技術的な詳細情報
このアーキテクチャは、実装ガイドと関連する AWS CloudFormation テンプレートを使用して自動的にデプロイできます。
ステップ 1
Amazon CloudFront は、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットからウェブインターフェイスのコンテンツを提供します。
ステップ 2
S3 バケットは、ウェブインターフェイスをホストします。
ステップ 3
Amazon Cognito のユーザープールは、API リクエストを認証します。
ステップ 4
Amazon API Gateway API は、ソリューションの API レイヤーを提供します。
ステップ 5
AWS Lambda は、ソリューションのマイクロサービスとして機能し、API リクエストをルーティングします。
ステップ 6
Amazon DynamoDB は、シミュレーションとデバイスのタイプ情報を保存します。
ステップ 7
AWS Step Functions には、デバイスをシミュレートしてメッセージを送信するための Lambda シミュレーター関数が含まれています。
ステップ 8
S3 バケットには、オートモーティブデモで使用される事前定義のルートが保存されています。
ステップ 9
AWS IoT Core は、メッセージの送信先となるエンドポイントとして機能します。
ステップ 10
Amazon Location Service は、オートモーティブデモのためにオートモーティブデバイスの位置を示す地図を表示します。