投稿日: Sep 19, 2016
AWS リソースと AWS CloudFormation のプロパティについて記述する場合に YAML 形式のテンプレートを作成できるようになりました。今後は YAML 形式のテンプレートまたは JSON 形式のテンプレートを使用して AWS インフラストラクチャをモデリングしたり説明することができます。YAML 形式の CloudFormation テンプレートは既存の JSON 形式のテンプレートと同じ構造で同様の機能をサポートします。
1 つのスタックと別のスタックからの出力を共有できるクロススタックリファレンスも作成できるようになりました。これにより IAM ロールや VPC 情報、セキュリティグループなどを共有することができます。これまでこの操作を行うには CloudFormation のカスタムリソースを使用する必要がありました。今後は 1 つのスタックから値をエクスポートし、新しい ImportValue の組み込み関数を使用して別のスタックにインポートすることができます。クロススタックリファレンスは、AWS インフラストラクチャをスタック (ネットワークスタック、アプリケーションスタックなど) でグループ化した論理コンポーネントに分離するお客様にとって便利な機能です。また、ネストされたスタックの代わりにスタックを疎結合したい場合にも便利です。
この他にも、CloudFormation は Fn::Sub という組み込み関数を追加しました。この関数は特定した値の入力文字列にある変数の代わりになります。
新機能の詳細については、AWS ブログを参照してください。YAML 形式のテンプレートに関するドキュメントについてはこちらをご覧ください。 CloudFormation テンプレートの基本に関する概要はこちらをご覧ください。現在、CloudFormation Designer は YAML テンプレートをサポートしていません。
AWS CloudFormation の詳細については AWS ウェブサイトをご覧ください。