投稿日: Nov 2, 2016
AWS Directory Service for Microsoft Active Directory(Enterprise Edition)(略称 Microsoft AD)を、米国東部(オハイオ)リージョンで利用いただけるようになりました。これにより、クラウド上で AWS による完全マネージド型 Active Directory を使用できるようになります。Microsoft AD は、たとえば次のようなユースケースに対応しています。
- クラウド上のグループポリシーを活用して、Microsoft AD で Amazon EC2 インスタンスを管理する。
- 信頼されるリソースドメインを使って、Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)で Active Directory 対応アプリケーションを実行する。これにより、オンプレミスの Active Directory ドメインのユーザー認証が可能となります。この一部として、SQL Server アプリケーション対応のために Microsoft AD で Amazon RDS for SQL Server を使用することができます。この方法で使用する場合、ディレクトリを同期したり、AWS にユーザーを移行したり、複数のツールを使ってドメイン信頼を設定したりする必要はありません。
今回のリージョン追加により、Directory Service の提供リージョンは、米国東部(オハイオ)、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、欧州(アイルランド)、欧州(フランクフルト)、アジアパシフィック(シドニー)、アジアパシフィック(東京)、アジアパシフィック(シンガポール)になりました。