投稿日: Apr 21, 2017
アドバンストネットワーク設定の必要なく、Amazon AppStream 2.0 で image builder やフリートインスタンスでインターネットアクセスを有効にすることができるようになりました。インスタンスにインターネットアクセスを提供することにより、アプリケーションがアプリケーション更新やライセンスサービスなどのオンライリソースにアクセスすることができます。また、ユーザーはドキュメント、チュートリアル、その他インターネット上の情報にアクセスすることが可能です。
これまでインスタンスでインターネットアクセスを有効にするには Amazon VPC のパブリックサブネット内でネットワークアドレス変換 (NAT) ゲートウェイを作成する必要がありました。今回の更新により、image builder またはフリートインスタンスをデフォルトのインターネットアクセスにするだけで、VPC と少なくても 1 つのパブリックサブネット (通常 VPC のデフォルト) とパブリックサブネットの使用を選択し、インターネットアクセスを有効にすることが可能になりました。これを実行するには AppStream 2.0 コンソールで直接行うか、AWS SDK を経由します。詳細については「フリートと Image Builder インスタンスのネットワーク設定 (Network Settings for Fleet and Image Builder Instances)」をご覧ください。
簡易化したインターネット設定は AppStream 2.0 の利用が可能なすべての AWS リージョンで今すぐご利用いただけます。同機能を使用したインターネットアクセスの設定は無料ですが、通常のデータ転送料金は適用されます。詳細についてはデータ転送の料金表をご覧ください。
AppStream 2.0 を始めて使用する場合は AppStream 2.0 ウェブサイトを参照し、インストール済みのアプリケーションをお試しください。