投稿日: Jun 15, 2017

Amazon AppStream 2.0 で、組み込みのユーザー管理とユーザー向けのウェブポータルの提供が開始されました。これらの機能により、カスタム ID ソリューションを作成したり、SAML 2.0 フェデレーションを使用したりすることなく、AppStream 2.0 マネジメントコンソール内から簡単にユーザーのアクセスを管理することができます。数回のクリックで、ユーザーの作成と管理、アプリケーションへのアクセス権の付与、ログイン情報を含むウェルカム E メールの送信を行うことができます。これにより、AppStream 2.0 内で作成するユーザーは、ウェブポータルを使用してログインし、目的のアプリケーションを選択できます。

AppStream 2.0 内でのユーザーの作成と管理は、AppStream 2.0 マネジメントコンソールの新しい [User Pool] タブから行うことができます。新しいユーザーの追加に必要なのは、ユーザーの姓、名、E メールアドレスのみです。ユーザーの作成後は、1 つ以上の AppStream 2.0 スタックをユーザーに割り当て、使用する必要があるアプリケーションへのアクセス権を付与できます。新規ユーザーには、ウェブポータルへの永続的な URL を含む E メールが送信されます。このポータルでは、アプリケーション、仮パスワード、およびログイン方法の手順にアクセスできます。ユーザーが初めてウェブポータルにログインすると、新しいパスワードの作成が求められます。ログイン後は、ユーザーは自分に割り当てられたアプリケーションにアクセスできます。AppStream 2.0 の組み込みユーザー管理とユーザー向けのウェブポータルの詳細については、「AppStream 2.0 ユーザープールの使用」を参照してください。

これらの新しい AppStream 2.0 の機能は、AppStream 2.0 が提供されているすべての AWS リージョンで今すぐ利用できます。AppStream 2.0 を始めて使用する場合は AppStream 2.0 ウェブサイトを参照し、インストール済みのアプリケーションをお試しください。