投稿日: Sep 19, 2017
AWS Snowball と Snowball Edge がアジアパシフィック (東京) リージョンで利用可能になりました。
AWS Snowball とは、安全な物理的な移動を目的として設計されたストレージアプライアンスを使用して、テラバイトからペタバイト規模のデータを AWS から、または AWS への移動をスピードアップさせるためのデータ転送ソリューションです。Snowball を使用すると、ネットワークのコストが高い、転送時間が長い、セキュリティに懸念があるといった、大規模なデータ転送で直面する可能性のある課題を解決できます。AWS Snowball では、大規模なデータ転送に加えて、Hadoop Distributed File System (HDFS) からのデータのインポートがサポート対象となりました。
AWS Snowball Edge はオンボードのストレージと特定の AWS 機能の処理能力を搭載した 100 TB のデータ転送デバイスです。Snowball Edge は、AWS へのデータ転送に加えて、埋め込みバージョンの AWS Greengrass が付属していて、Greengrass コアデバイスとしてプロビジョニングされています。Greengrass により、Snowball Edge はローカルの処理およびエッジコンピューティングワークロードに対応できます。その他の機能には、デバイスでの S3 互換エンドポイント、NFS のサポートを備えたファイルインターフェイス、複数の Snowball Edge デバイスが単一のスケーラブルなストレージプールとして機能する耐久性の高いクラスターモード、およびデバイスにデータをコピーする際に Lambda 関数を実行できる機能があります。
AWS Snowball および Snowball Edge は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、AWS GovCloud (米国西部)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、およびアジアパシフィック (シドニー) の各 AWS リージョンで利用できます。