投稿日: Nov 17, 2017
本日より、Amazon Redshift で読み取りクエリと書き込みクエリを自動的に次の一致するキューに移動させ、移動したクエリの再起動をなくすことで、クエリパフォーマンスを向上させることができます。このワークロード管理の改良により、リソースの使用効率とクエリパフォーマンスが向上します。
この更新によって、CREATE TABLE AS スタイルの書き込みクエリをホップさせて、抽出、変換、ロード (ETL) のバッチプロセスを管理できるようになりました。この新しい機能では、実行時間が長い読み取りクエリや書き込みクエリを別のキューにルーティングすることで、元のキューで実行されているクエリのパフォーマンスを向上させることができます。さらに、タイムアウトしたクエリを自動的に別のキューにホップさせて、クエリを再起動することなく処理を続行できます。中間の結果は保持されるため、ホップしたクエリの合計実行時間に対する影響は最小限です。
クエリがクエリモニタリングルール (QMR) で再割り当て、再起動、またはキャンセルされたかどうかを確認するには、STL_WLM_RULE_ACTION システムログテーブルをクエリします。詳細については、当社ドキュメントの「WLM Queue Hopping」を参照してください。
最新リリースでは、この機能をすべての AWS パブリックリージョンで使用できます。