投稿日: Nov 21, 2017
AWS CloudFormation で、スタックインスタンスのアカウントおよびリージョン別にパラメータ値を上書きできるようになりました。これまでは、元の CloudFormation テンプレートからのみ StackSets を変更できました。今回のサポート拡張により、スタックインスタンスの初回作成時にテンプレートのパラメータ値を上書きできるようになりました。また、既存のスタックインスタンスのパラメータ値を上書きし、要件に応じたスタックインスタンスを指定してカスタマイズできるようになりました。
スタックを作成または更新するたびに、CloudFormation テンプレートの Parameters セクションを使用して、カスタム値をテンプレートに入力できます。CloudFormation には新しいタイプのパラメータとして SSM Parameter が追加されています。このパラメータは、Amazon EC2 Systems Manager パラメータから提供され、パラメータストアに保存されています。テンプレートパラメータの値として Systems Manager パラメータキーを指定できます。CloudFormation は、Systems Manager パラメータの値をパラメータストアから取得し、それを使用してスタックをプロビジョンします。
CloudFormation でサポートされる Systems Manager パラメータストアまたは StackSets パラメータの上書きの詳細については、AWS CloudFormation のドキュメントを参照してください。
AWS CloudFormation StackSets は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、および南米 (サンパウロ) の各リージョンで利用できます。