投稿日: Nov 16, 2017
アマゾン ウェブ サービスは、2017 年 9 月の x1e.32xlarge インスタンスの発表に併せて、新しい Amazon EC2 X1e インスタンスファミリーを発表しました。この Amazon EC2 インスタンスサイズでは 3,904 GiB の DRAM が 4 つの AWS リージョンで利用でき、お客様は SAP HANA など大きなメモリ内データベースを実行できます。本日は、X1e メモリ最適化インスタンスファミリーの 5 つの追加のサイズ (x1e.xlarge、x1e.2xlarge、x1e.4xlarge、x1e.8xlarge、x1e.16xlarge) の提供開始について発表いたします。新しい X1e インスタンスサイズは、Amazon EC2 インスタンスタイプの中で vCPU あたり最大のメモリを提供する一方で、GiB あたりの料金は最も低く抑えられています。これらのサイズはパフォーマンスの高いデータベース、メモリ内データベース、およびメモリに大きな負担をかけるその他のエンタープライズアプリケーションに最適です。
クアッドソケットの 2.3 GHz Intel® Xeon® E7 8880 v3 プロセッサを利用する X1e インスタンスにより、4 vCPU および 122 GiB のメモリから最大 128 vCPU および 3,904 GiB のメモリまでのインスタンス設定が可能になります。本日開始する新しい X1e インスタンスサイズ (x1e.xlarge から x1e.16xlarge まで) では、プレイスメントグループ内で起動された Elastic Network Adapter (ENA) ベースの拡張ネットワーキングで有効にした場合、10 Gbps のピークネットワーク帯域幅を提供します。これに対し、既存の x1e.32xlarge インスタンスで提供されるネットワーク帯域幅は最大 25 Gbps です。すべての X1e インスタンスは、500 Mbps (x1e.xlarge) から 14 Gbps (x1e.32xlarge) までの専用帯域幅を Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) に対して提供し、デフォルトで EBS に最適化されています。追加料金はかかりません。
x1e.32xlarge インスタンスサイズのアジアパシフィック (シドニー) AWS リージョンへの拡大により、すべての X1e インスタンスサイズは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京)、およびアジアパシフィック (シドニー) の各 AWS リージョンで、オンデマンドおよびリザーブドインスタンスとして利用可能になりました。詳細については、X1e インスタンスのページにアクセスしてください。
開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、AWS SDK、AWS Marketplace、およびサードパーティーのライブラリをご覧ください。