投稿日: Jul 26, 2018
Amazon Redshift では、最新バージョンのメンテナンストラックと前バージョンのメンテナンストラックという 2 種類のリリースサイクルが利用できるようになりました。最新バージョンのメンテナンストラックでは、最新バージョンの認定リリースによる最新の機能、セキュリティ更新、パフォーマンス強化を利用できます。前バージョンのメンテナンストラックでは、1 つ前の認定リリースが使用されます。
Amazon Redshift のリリースはすべて、AWS の QA チームとセキュリティチームによるテストを受けています。デフォルトでは、最新の認定リリースを利用できるよう、すべてのクラスターが最新バージョンのメンテナンストラックに作成されるようになっています。この機能により、前バージョンのトラックでクラスターのサブセットを実行することで、すべてのクラスターにリリースを導入する前に、お客様の環境で 3~4 週間の統合検証をすることが可能になりました。
トラックの選択はメンテナンススケジュールに影響しません。毎週のメンテナンススケジュールは、Amazon Redshift コンソールを使用し、[クラスターの変更] で設定できます。または、あるトラック (最新バージョンまたは前バージョン) に Amazon Redshift の新しいメンテナンスバージョンがリリースされたときに、次のメンテナンス期間を待たず、直ちにそのバージョンにアップグレードするよう選択することもできます。そのトラック内で以前のバージョンにロールバックすることもできます。
詳細については、クラスター管理ガイドの Amazon Redshift メンテナンストラックに関する説明を参照してください。
メンテナンストラックは、現在、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (北京)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、中国 (寧夏) で利用可能です。