投稿日: Sep 5, 2018
Redis 用 Amazon ElastiCache は現在、Joint Authorization Board (JAB) が提供する影響レベルが高い Provisional Authority to Operate (P-ATO) で FedRAMP 認証を取得しています。米国の政府機関のお客様とパートナーは現在、Redis 用 ElastiCache の最新バージョンを使用して、FedRAMP システム、データ、およびミッションクリティカルで影響レベルが高いワークロードを AWS GovCloud (US) リージョンで、また、影響レベルが中程度のワークロードを AWS 米国東部リージョン/西部リージョンで処理し、保存しています。
Redis 用 ElastiCache は、Redis 互換でフルマネージド型のインメモリデータストアおよびキャッシュサービスであり、ミリ秒未満の応答時間を提供し、1 秒間に数百万件のリクエストをサポートしています。Redis 用 ElastiCache は、データベースやアプリケーションのキャッシュ、セッション管理、キュー、パブリッシュ/サブスクライブ、リアルタイム解析などの一般的なユースケースをサポートしています。このたび、FedRAMP で認証された Redis 用 ElastiCache のスピード、シンプルさ、セキュリティ、スケーラビリティを利用して、機密性の高いクリティカルなワークロードを含む、安全かつ高性能でスケーラブルなアプリケーションを提供できるようになりました。
FedRAMP 認証の Redis 用 ElastiCache には、Redis エンジンのバージョン 4.0.10 以降が必要です。Redis 用 ElastiCache のバージョン 4.0.10 以降では、FIPS エンドポイントのような FedRAMP 準拠のクラスターを作成するのに必要な制御を提供しています。Transport Layer Security (TLS) を有効にすると、クライアントと Redis サーバーの間、および Redis サーバー間 (プライマリおよびリードレプリカノード) でのすべての通信を暗号化できます。さらに、保管時の暗号化機能を使用すると、ディスクや Amazon S3 にあるバックアップを暗号化でき、Redis AUTH コマンドを使用して認証のレベルを強化することができます。
FedRAMP 準拠の Redis 用 ElastiCache は追加料金なしで使用できます。使用を開始するには、Redis 用 ElastiCache のコンプライアンスドキュメントを参照してください。