投稿日: Jan 18, 2019
Ubuntu および Amazon Linux 用 AWS 深層学習 AMI で、最新バージョンの TensorFlow-1.12 の Amazon Elastic Inference のサポートを開始しました。今回のリリースで、AWS 深層学習 AMI の Amazon Elastic Inference (Amazon EI) は、EI アクセラレーターを使用して簡単に TensorFlow モデルをデプロイできる新しい Python API 関数である EIPredictor を提供し、より容易な実験を実現します。EIPredictor を使用すると、開発者は、Amazon Elastic Inference で TensorFlow モデルを実行する際に TensorServing に代わるものを使用できます。今回のリリースではさらに、Python 3.6 のTensorFlow を使用した Amazon Elastic Inference の新しい Conda 環境、TensorBoard 1.12.1 へのアップグレード、および MXNet Model Server 1.0.1 へのアップグレードも追加されています。
AWS 深層学習 AMI では一般的なフレームワークやインターフェイス (TensorFlow、MXNet、PyTorch、Chainer、Keras、Gluon など) もサポートされており、インストールと設定はすべて完了済みの状態であるため、Amazon EC2 インスタンスのコンピューティングパワーをフルに活用しながら深層学習モデルの開発をわずか数分で開始できます。Conda 環境を有効化すると、深層学習 AMI は、ユーザーの選んだ EC2 インスタンス用に最適化された深層学習フレームワークの高パフォーマンスビルドを自動的にデプロイします。AWS 深層学習 AMI でサポートされるフレームワークとバージョンの一覧については、リリースノートをご覧ください。
AWS 深層学習 AMI の使用を簡単に開始するための入門ガイドと、ビギナーから高度なレベルまでカバーするチュートリアルは、開発者ガイドを参照してください。また、AWS のディスカッションフォーラムに登録すすると、リリースのお知らせを受け取ったり質問を投稿したりすることができます。