投稿日: Sep 13, 2019
AWS Elemental MediaLive で、HDR をサポートする標準解像度 (SD)、高解像度 (HD)、および超高解像度 (UHD) エンコーディング向けの高効率ビデオコーディング (HEVC) のサポートが開始されましたt。
HEVC によるエンコードには、多くの利点があります。UHD 動画にはH.264 (AVC) を超える高度なコーデックが必要ですが、HD の高フレームレート (HFR) または高ダイナミックレンジ (HDR) コンテンツも HEVC の進歩の恩恵を受けます。さらに、HDR と HFR が不要な場合であっても、HD コンテンツと SD コンテンツでメリットを得ることができます。
HEVC は AVC と比較より 30〜50% 効率的であり、CDN コストが大幅に削減されます。HEVC コンテンツを視聴できるのが視聴者の半分だけであってもエンコードが 35% 節約され、CDN の帯域幅を 17.5% 節約できます。つまり、配信コストを削減しながら動画の品質を向上させ、次世代の UHD および HDR コンテンツに備えることができます。
AWS Elemental MediaLive は、ブロードキャスト級のライブ動画処理サービスです。テレビ放送やインターネット接続のマルチスクリーンデバイス (インターネット接続対応の TV、タブレット、スマートフォン、セットトップボックス) での配信用に、高品質なライブビデオストリームを作成できます。
本サービスは単独でも、クラウドベースのワークフローの基盤となるサービスファミリーである AWS Elemental メディアサービスの一部としても機能するとともに、動画の伝送、作成、パッケージ化、収益化、および配信に必要な機能をお客様に提供します。
AWS Elemental MediaLive が利用できる AWS リージョンのリストは、製品およびサービス一覧 (リージョン別) でご確認ただけます。