Amazon API Gateway 統合のタイムアウト制限が 29 秒から引き上げ
投稿日:
2024年6月4日
Amazon API Gateway では、お客様が統合タイムアウトを以前の上限の 29 秒から引き上げられるようになりました。この設定は、統合からのレスポンスが完了するまで API Gateway が待機する最大時間を表します。リージョン REST APIとプライベート REST API の統合タイムアウトを 29 秒から引き上げることができますが、アカウントレベルのスロットルクォータ制限の引き下げが必要になる場合があります。今回のリリースにより、大規模言語モデル (LLM) を使用した生成 AI のユースケースなど、より長いタイムアウトを必要とするワークロードがあるお客様が API Gateway を利用できるようになります。
Amazon API Gateway は、デベロッパーがあらゆる規模で API を簡単に作成、発行、メンテナンス、モニタリング、保護できるようにするフルマネージドサービスです。API は、アプリケーションがバックエンドサービスからのデータ、ビジネスロジック、機能にアクセスするための「フロントドア」として機能します。API Gateway を使用すれば、リアルタイム双方向通信アプリケーションを実現する RESTful API および WebSocket API を作成することができます。API Gateway は、コンテナ化されたサーバーレスのワークロードやウェブアプリケーションをサポートします。
リージョンおよびプライベート REST API の統合タイムアウト制限を引き上げるこの新機能は、すべての AWS リージョンで追加料金なしでご利用いただけます。詳細については、API Gateway のドキュメントを参照してください。