Amazon EC2 C7g インスタンスおよび R7g インスタンスを利用可能なリージョンが拡大
本日より、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) の C7g および R7g のインスタンスが欧州 (ミラノ)、アジアパシフィック (香港)、南米 (サンパウロ) の各リージョンで利用できるようになりました。これらのインスタンスは、AWS Graviton2 プロセッサーと比較してコンピューティング性能が最大 25% 向上する AWS Graviton3 プロセッサーを搭載し、AWS Nitro System をベースに構築されています。AWS Nitro System は、分離されたマルチテナンシー、プライベートネットワーキング、高速ローカルストレージを備えた、効率的で柔軟かつ安全なクラウドサービスを提供する AWS 設計のイノベーションのコレクションです。
また、Amazon EC2 Graviton3 インスタンスは、同等の EC2 インスタンスと同じパフォーマンスで消費するエネルギーが最大 60% 少ないため、クラウドの二酸化炭素排出量を削減できます。スケーラビリティを高めるため、これらのインスタンスにはベアメタルを含めて 9 種類のインスタンスサイズがあり、Amazon Elastic Block Store (EBS) には最大 30 Gbps のネットワーク帯域幅と最大 20 Gbps の帯域幅を提供します。
Amazon EC2 C7g および R7g は、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、カナダ (中部)、アジアパシフィック (ハイデラバード、香港、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、中国 (北京、寧夏)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、ミラノ、スペイン、ストックホルム)、南米 (サンパウロ) の各 AWS リージョンで利用できます。
詳細については、Amazon EC2 C7g および R7g をご覧ください。ワークロードを AWS Graviton ベースのインスタンスに移行する方法については、AWS Graviton Fast Start プログラムをご覧ください。