Amazon RDS データベースプレビュー環境で PostgreSQL 17 Beta 2 が利用可能になりました
Amazon RDS for PostgreSQL 17 Beta 2 が Amazon RDS データベースプレビュー環境で利用できるようになりました。これにより、Amazon RDS for PostgreSQL での PostgreSQL 17 のプレリリースを評価できます。PostgreSQL 17 Beta 2 は、フルマネージド型データベースの利点を備えた Amazon RDS データベースプレビュー環境にデプロイできます。
PostgreSQL 17 にはバキューム処理の更新が含まれており、メモリ使用量の削減、バキューム処理の完了時間の短縮、インデックスのバキューム処理の進行状況表示といった機能が追加されました。PostgreSQL 17 では、メジャーバージョンアップグレードを実行するときに論理レプリケーションスロットを削除する必要がなくなりました。PostgreSQL 17 は引き続き SQL/JSON 標準に基づいて構築されており、JSON を標準の PostgreSQL テーブルに変換できる `JSON_TABLE` 機能のサポートが追加されています。`MERGE` コマンドが `RETURNING` 句をサポートするようになり、変更された行をさらに操作できるようになりました。PostgreSQL 17 では、クエリのパフォーマンスが全般的に改善され、パーティションの分割/マージが可能になったので、パーティション管理の柔軟性が向上しました。詳細については、PostgreSQL コミュニティによる発表をご覧ください。
Amazon RDS データベースプレビュー環境のデータベースインスタンスは最大 60 日間保持され、この保持期間を過ぎると自動的に削除されます。プレビュー環境で作成された Amazon RDS データベースのスナップショットは、プレビュー環境内部でのデータベースインスタンスを作成または復元する場合にのみご使用いただけます。PostgreSQL のダンプおよびロード機能を使用して、プレビュー環境からデータベースをインポートまたはエクスポートすることができます。
Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスの価格は、米国東部 (オハイオ) リージョンの価格に基づいています。