Amazon CloudFront がウェブアプリケーションのマネージドキャッシュポリシーを発表
Amazon CloudFront は、Cache-Control ヘッダーを返す動的に生成されるウェブサイトやアプリケーション向けの 2 つの新しいマネージドキャッシュポリシー、「UseOriginCacheControlHeaders」と「UseOriginCacheControlHeaders-QueryStrings」を発表しました。新しいマネージドキャッシュポリシーでは、CloudFront はオリジンから返された Cache-Control ヘッダーに基づいてコンテンツをキャッシュし、Cache-Control ヘッダーが返されない場合はデフォルトでキャッシュしません。この機能は、以前はカスタムキャッシュポリシーを作成したお客様が使用できましたが、現在ではマネージドキャッシュポリシーとしてすべてのお客様がすぐに利用できるようになりました。
キャッシュポリシーは、キャッシュキーに含めるリクエスト属性など、キャッシュするタイミングと方法を CloudFront に指示します。これまで、お客様にはマネージドキャッシュポリシーに関する一般的な選択肢が 2 つありました。1 つは、キャッシュディレクティブで許可されていない場合を除き、常にキャッシュする CachingOptimized、もう 1 つはすべてのキャッシュを無効にする CachingDisabled です。それ以外の場合は、お客様がカスタムキャッシュポリシーを作成する必要がありました。現在、お客様は、WordPress などのコンテンツ管理システムによってサポートされるウェブサイトや、キャッシュ可能なコンテンツとキャッシュ不可能なコンテンツが混在する動的に生成されたコンテンツに対して、単一のマネージドキャッシュポリシーを使用できます。
新しいマネージドキャッシュポリシーは、追加費用なしですぐに使用できます。この機能は、CloudFront コンソール、SDK、および CLI を介して有効にできます。CloudFront コンソールは、オリジンタイプに基づいてキャッシュポリシーに関する推奨事項を自動的に提供します。詳細は、CloudFront デベロッパーガイドをご覧ください。CloudFront の使用を開始するには、CloudFront の製品ページにアクセスしてください。