Amazon ECS が AWS Fargate による AWS Graviton ベースのスポットコンピューティングのサポートを開始
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) は、AWS Fargate Spot による AWS Graviton ベースのコンピューティングをサポートするようになりました。この機能により、フォールトトレラントな ARM ベースのアプリケーションを、Fargate の価格と比較して最大 70% 割引で実行できます。AWS Graviton プロセッサは AWS によりカスタム構築され、クラウドワークロードに最適な料金パフォーマンスを提供します。
Amazon ECS と AWS Fargate を組み合わせることで、お客様はサーバーレス方式でワークロードを大規模にデプロイ、構築できます。ARM ベースのワークロードを実行することで、コストパフォーマンスを向上させることができます。本日より、耐障害性の高い ARM ベースのワークロードを AWS Fargate Spot で実行することで、コストをさらに最適化できるようになりました。利用を開始するには、現在行っているようにタスク定義を設定し、cpu-architecture = ARM64 を指定し、Amazon ECS サービスまたはスタンドアロンタスクを実行するキャパシティプロバイダーとして FARGATE_SPOT を選択します。Amazon ECS は、AWS クラウドで利用可能な AWS Graviton ベースの予備のコンピューティングキャパシティをサービスやタスクの実行に活用します。スポットキャパシティの使い慣れたコスト最適化方法を活用して、Graviton ベースのコンピューティングとサーバーレスコンピューティングのシンプルな機能を利用できるようになりました。
この機能は、すべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンの AWS Fargate プラットフォームバージョン 1.4.0 以降で実行されている Amazon ECS タスクでご利用いただけます。AWS Fargate Spot の使用状況と料金の詳細については、「Fargate 起動タイプ用の Amazon ECS クラスター」および「AWS Fargate の料金」のページを参照してください。