AWS Gateway Load Balancer が設定可能な TCP アイドルタイムアウトのサポートを開始
投稿日:
2024年9月5日
本日、AWS Gateway Load Balancer (GWLB) は、GWLB の TCP アイドルタイムアウト値をクライアントおよびターゲットアプライアンスに合わせることができる新機能をリリースします。この機能を使用することで、GWLB を使用するときに、金融アプリケーション、データベース、ERP システムなど、実行時間の長いフローを使用するアプリケーションのステートフルな検査と微調整を中断なく実行できるようになります。
今回のリリース以前は、TCP アイドルタイムアウトは 350 秒という固定値でした。これにより、一部のアプリケーションの長時間のトラフィックフローが中断される場合がありました。今回のリリースにより、GWLB の TCP アイドルタイムアウトを 60 秒から 6000 秒の間の値に柔軟に設定できるようになりました。デフォルトは下位互換性のために 350 秒のままです。この構成は、アプリケーションのニーズに基づいてターゲットのスティッキネスを最適な期間維持することで、トラフィックフローの中断を削減するのに役立ちます。既存の GWLB および新しく作成した GWLB で「tcp.idle_timeout.seconds」リスナー属性を使用して TCP アイドルタイムアウト値を設定できます。
この機能は、すべての AWS 商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで利用できます。
この機能の使用方法の詳細については、この AWS ブログ記事と製品ドキュメントをご覧ください。