Amazon Redshift マルチ AZ、AWS GovCloud (米国) リージョンの RA3 クラスターで一般提供開始

投稿日: 2024年10月11日

Amazon Redshift は、AWS GovCloud (米国) リージョンの RA3 クラスター向けにマルチ AZ 配置の一般提供を開始したことを発表しました。Redshift マルチ AZ 配置では、データウェアハウスを複数の AWS アベイラビリティーゾーン (AZ) で同時に実行し、予期しない障害シナリオでも運用を続けることができます。マルチ AZ 配置では、Redshift サービスレベルアグリーメント (SLA) の可用性の保証を 99.99% に引き上げることができます。また、非常に要求の厳しいミッションクリティカルなワークロードに対応する可用性の高いデータウェアハウスを実現できます。

ミッションクリティカルなワークロードを抱える企業のお客様は、フェイルオーバー時間が短く、アプリケーションへの影響を最小限に抑えられるシンプルな運用が可能なデータウェアハウスを必要としています。Redshift マルチ AZ 配置は、そうした必要を満たすのに役立ちます。復旧時間を短縮し、AZ 障害など万が一の事態が発生した場合に別の AZ で自動的に復旧できるためです。マルチ AZ データウェアハウスは、複数の AZ で運用し、複数の AZ のコンピューティングリソースを使用して読み取りクエリと書き込みクエリを処理します。これによって、クエリ処理のスループットが最大化されます。

Amazon Redshift マルチ AZ は、Amazon Redshift コンソール、API、CLI を通じて RA3 クラスターで一般利用できるようになりました。また、AWS GovCloud (米国東部) と AWS GovCloud (米国西部) の AWS リージョンでもご利用いただけます。マルチ AZ が利用可能なすべてのリージョンについては、サポートされている AWS リージョンを参照してください。

Amazon Redshift のマルチ AZ の詳細については、「Amazon Redshift の信頼性」のページおよび Amazon マルチ AZ に関するドキュメントのページをご覧ください。