AWS CloudShell で Amazon Q CLI のサポートを開始
本日、Amazon Q CLI を AWS マネジメントコンソールの組み込みターミナルエクスペリエンスである CloudShell に統合したことを発表いたします。コマンドラインは、3,000 万人以上のエンジニアがソフトウェアの作成、ビルド、実行、デバッグ、デプロイに使用しています。ただし、コマンドラインは、ソフトウェアの開発プロセスになくてはならないものであるとはいえ、使いにくいのが難点です。Amazon Q CLI では、自然言語を使用して AWS コマンドを生成し、パーソナライズされたコマンド候補が提供されるため、ドキュメントを検索する必要が減り、生産性が向上します。
多くのユーザーは、クラウドリソースの操作にシェルインターフェイスを使用することを好むものの、コマンド構文の習得に苦労することがよくあります。何万ものコマンドラインアプリケーション (コマンドラインインターフェイスまたは CLI と呼ばれる) があるため、正しい入力構文を覚えることはほとんど不可能です。コマンドラインの入力検証機能がないということは、タイプミスが不要なエラーやセキュリティ上のリスク、さらには生産停止を引き起こす可能性があることも意味します。ほとんどのソフトウェアエンジニアが、コマンドラインではエラーが起こりやすく、イライラすることが多いと感じるのも不思議ではありません。Amazon Q CLI を統合すると、パーソナライズされたコマンド提案、インラインドキュメンテーション、AI による自然言語からコードへの変換などの機能を使用してコマンドラインを最新化できるため、このギャップを埋めるのに役立ちます。
CloudShell での Amazon Q CLI のサポートは、CloudShell が利用可能な 24 の商用リージョンで使用できます。CloudShell が利用可能な AWS リージョンの詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。
開始するには、AWS マネジメントコンソールの任意のページのコンソールツールバーから CloudShell を開き、「q chat」などのトリガーを使用して会話を始めることができます。