Amazon CloudFront がアクセスログの追加のログ形式と宛先のサポートを開始

投稿日: 2024年11月22日

Amazon CloudFront は、標準アクセスログ機能の強化を発表しました。これにより、新しいログ設定と配信オプションが提供されます。お客様は、CloudFront のアクセスログを Amazon CloudWatch Logs と Amazon Data Firehose という 2 つの新しい宛先に直接配信できるようになりました。JSON や Apache Parquet (S3 に配信されるログ用) など、拡大されたログ出力形式の一覧から選択できます。さらに、S3 に配信されるログの自動分割を直接有効にしたり、特定のログフィールドを選択したり、ログに含める順序を設定したりできます。

これまで、お客様はログを分割したり、ログ形式を変換したり、ログを CloudWatch Logs や Data Firehose に配信したりするためにカスタムロジックを作成する必要がありました。新しいロギング機能ではネイティブのログ設定が可能になり、カスタムログ処理が不要になります。たとえば、お客様は S3 に配信される CloudFront ログで Apache Parquet 形式などの機能を直接有効にして、Amazon Athena や AWS Glue などのサービスを使用する際のクエリパフォーマンスを向上させることができるようになりました。

さらに、CloudWatch Logs へのアクセスログ配信を有効にしているお客様は、CloudFront リクエストごとに 750 バイトのログを無料で受け取ることができます。Amazon S3 への標準アクセスログ配信は引き続き無料です。詳細については、CloudFront 料金ページの「その他の機能」セクションをご覧ください。

お客様は、CloudFront コンソールまたは API を使用して、S3、CloudWatch Logs、Data Firehose への CloudFront 標準ログを有効にできるようになりました。CloudFormation のサポートは近日中に提供が開始されます。 新しいアクセスログ機能の詳細については、Amazon CloudFront 開発者ガイドを参照してください。