Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイグリーンストレージのスイッチオーバー前のフルパフォーマンス確保
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) ブルー/グリーンデプロイでは、グリーンストレージボリュームのマネージド初期化をサポートするようになりました。この初期化では、Amazon S3 からストレージブロックが迅速に読み込まれます。これにより、グリーンデータベースのスイッチオーバーの前にボリュームのフルパフォーマンスが確保されます。ブルー/グリーンデプロイでは、ブルーデータベースのスナップショットを復元することで、フルマネージドのステージング環境、つまりグリーンデータベースを作成します。グリーンデータベースでは、現在の本番データベース、つまりブルーデータベースをより安全に保ちながら、本番環境の変更をデプロイしてテストできます。
以前は、グリーンデータベースのストレージボリュームを手動で初期化する必要がありました。今回のリリースにより、RDS ブルー/グリーンデプロイでは、グリーンデータベースインスタンスのストレージ初期化を先を見越して管理し、初期化を迅速に行います。RDS コンソールとコマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して、ストレージの初期化の進行状況を確認できます。グリーンデータベースのマネージドストレージ初期化は、RDS for PostgreSQL、RDS for MySQL、RDS for MariaDB の各エンジン用に作成されたブルー/グリーンデプロイに対してサポートされます。
Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイは、Amazon RDS for PostgreSQL メジャーバージョン 12 以上、RDS for MySQL メジャーバージョン 5.7 以上、および Amazon RDS for MariaDB メジャーバージョン 10.4 以上で利用できます。
Amazon RDS コンソールで数回クリックするだけで、Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイを使用してデータベースを更新できます。RDS ブルー/グリーンデプロイとサポートされているエンジンバージョンの詳細については、こちらをご覧ください。