AWS Lambda が.NET マネージドランタイムの JSON ロギングサポートを発表
AWS Lambda では、.NET Lambda マネージドランタイムを使用する Lambda 関数のアプリケーションログを JSON 構造化形式でネイティブにキャプチャできるようになりました。JSON 形式では、ログを一連のキーと値のペアとして構成できるため、大量のログをすばやく検索、フィルタリング、分析して、障害のトラブルシューティングや Lambda 関数のパフォーマンスの把握が容易になります。
以前に、Python、Node.js、Java マネージドランタイム用のアプリケーションログ (Lambda 関数コードによって生成されたログ) とシステムログ (関数コードの実行中に Lambda サービスによって生成されるログ) を JSON 構造化形式でネイティブにキャプチャするためのサポートを発表しました。ただし、.NET マネージドランタイムの場合、JSON 構造化形式でネイティブにキャプチャできるのはシステムログのみでした。アプリケーションログを JSON 構造化形式でキャプチャするには、ロギングライブラリを手動で設定する必要がありました。今回のリリースにより、独自のロギングライブラリを使用しなくても、.NET マネージドランタイムを使用する関数のアプリケーションログを JSON 構造化形式でキャプチャできます。
使用を開始するには、Lambda API、Lambda コンソール、AWS CLI、AWS サーバーレスアプリケーションモデル (SAM)、および AWS CloudFormation を使用して、任意の .NET マネージドランタイムを使用する Lambda 関数のログ形式を JSON に設定します。詳細については、提供開始に関するブログ記事をご覧ください。Lambda ロギングの詳細については、Lambda ロギングコントロールのブログ記事または Lambda 開発者ガイドをご覧ください。
.NET の JSON 構造化ロギングサポートが、Lambda が利用可能なすべての AWS リージョン (中国と GovCloud リージョンを除く) で追加料金なしで利用できるようになりました。詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。