Amazon EKS の分割コスト配分データが Amazon CloudWatch Container Insights からのメトリクスのサポートを開始

投稿日: 2024年11月15日

本日より、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) クラスターに対して Amazon CloudWatch Container Insights によって収集された CPU とメモリのメトリクスを Amazon EKS の分割コスト配分データで使用できるようになりました。これにより、Kubernetes のポッドレベルのコストをきめ細かく取得し、AWS のコストと使用状況レポート (CUR) で利用できるようになります。それによって、共有 EC2 インスタンスを使って複数のアプリケーションコンテナを実行するクラスターのコストをきめ細かく把握できるようになり、EKS クラスターの共有コストに対して、より適切なコスト配分が可能になります。

この機能を有効にするには、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) のオブザーバビリティが強化されたコンテナインサイトを有効にする必要があります。Amazon CloudWatch Observability EKS アドオンまたは Amazon CloudWatch Observability Helm チャートのいずれかを使用して、CloudWatch エージェントと Fluent-bit エージェントを Amazon EKS クラスターにインストールできます。また、AWS Billing and Cost Management コンソールで Amazon EKS の分割コスト配分データを有効にし、メトリクスのソースとして Amazon CloudWatch を選択する必要があります。この機能を有効にすると、ポッドレベルの使用状況データが 24 時間以内に CUR で利用できるようになります。

この機能は、Amazon EKS の分割コスト配分データを利用できるすべての AWS リージョンで利用できます。はじめに、「分割コスト配分データを理解する」を参照してください。Container Insights の製品と価格の詳細については、Container InsightsAmazon CloudWatch の料金をご覧ください。