Amazon Bedrock ナレッジベースでマルチモーダルデータの処理が可能に
Amazon Bedrock ナレッジベースにより、開発者は、テキストデータとビジュアルデータ (画像、グラフ、図、表など) の両方から得られるインサイトを分析して活用できる生成 AI アプリケーションを構築できるようになりました。Bedrock ナレッジベースでは、エンドツーエンドのマネージド型検索拡張生成 (RAG) ワークフローを利用できます。お客様は独自のデータソースから取得したコンテキスト情報を組み込むことで、高精度、低レイテンシー、安全なカスタム生成 AI アプリケーションを作成できます。今回のリリースにより、Bedrock ナレッジベースでは、テキストデータとビジュアルデータの両方からコンテンツが抽出されるようになります。任意の埋め込みモデルを使用するセマンティック埋め込みが生成され、任意のベクトルストアに保存されます。これによりユーザーは、テキストデータだけでなくビジュアルデータからも情報を取得して質問に対する回答を生成できます。さらに、取得した結果にはビジュアルデータのソース属性が含まれるようになるため、生成される出力の透明性が向上し、信頼性が高まります。
開始するには、マルチモーダルデータからコンテンツを自動抽出するマネージドサービスである Amazon Bedrock Data Automation (現在はプレビュー版)、またはデフォルトのプロンプトを柔軟にカスタマイズできる Claude 3.5 Sonnet や Claude 3 Haiku などの FM を利用できます。
Bedrock Data Automation によるマルチモーダルデータ処理は、米国西部 (オレゴン) リージョンでプレビュー版としてご利用いただけます。FM ベースの解析は、Bedrock ナレッジベースを利用できるすべてのリージョンでサポートされています。Bedrock Data Automation または FM をパーサーとして使用する場合の料金の詳細については、料金ページを参照してください。
詳細については、 Amazon Bedrock ナレッジベースの製品ドキュメントをご覧ください。