Amazon CloudWatch Container Insights が Amazon ECS のオブザーバビリティを強化
Amazon CloudWatch Container Insights では、Amazon EC2 と Amazon Fargate で実行される Amazon Elastic Container Service (ECS) のオブザーバビリティが強化され、クラスターレベルからコンテナレベルまで、すぐに使える詳細なメトリックスが追加され、問題の切り分けとトラブルシューティングが迅速に行えるようになりました。
オブザーバビリティが強化されたことで、さまざまなコンテナレイヤーを視覚的にドリルアップおよびドリルダウンできるようになるとともに、コンテナ単位のメモリリークといった問題を直接特定することが可能となり、問題解決までの平均時間が短縮されます。オブザーバビリティの強化によって、お客様はクラスター、サービス、タスク、またはコンテナをリソース消費量別にソートして表示し、異常を迅速に特定し、エンドユーザーエクスペリエンスに影響が及ぶ前に積極的にリスクを軽減できるようになりました。Container Insights の新しいランディングページを使用すると、お客様は複数のアカウントにわたるクラスターの全体的な状態とパフォーマンスを簡単に把握し、使用率が高い状態で稼働しているクラスターを特定し、関連する詳細なダッシュボードビューを直接参照して根本原因を特定できるようになり、時間と労力を節約できます。
Amazon ECS コンソールで [拡張] ラジオボタンを有効にするか、AWS CLI、CloudFormation、CDK を使用して、クラスターレベルまたはアカウントレベルでオブザーバビリティの強化を開始できます。Container Insights 対応クラスターでデーモンサービスとして CloudWatch エージェントを起動することで、EC2 からインスタンスレベルのメトリクスを収集することもできます。
Container Insights は、現在、AWS GovCloud (米国)、AWS 中国 (Sinnet が運営する北京リージョン)、AWS 中国 (NWCD が運営する寧夏リージョン) を含むすべてのパブリック AWS リージョンでご利用いただけます。ECS のオブザーバビリティが強化された Container Insights には、メトリクスの定額料金が適用されます。詳細については、料金ページをご覧ください。その他の詳細については Container Insights ドキュメントをご覧ください。