Amazon CloudWatch と Amazon OpenSearch Service が統合分析エクスペリエンスをリリース
Amazon Web Services は、お客様が両方のサービスを最大限に活用できるように、Amazon CloudWatch と Amazon OpenSearch Service の新しい統合分析エクスペリエンスとゼロ ETL 統合を発表しました。CloudWatch のお客様は、OpenSearch のパイプ処理言語 (PPL) と OpenSearch SQL を活用できるようになりました。さらに、CloudWatch のお客様は、Amazon Virtual Private Cloud (VPC)、AWS CloudTrail、AWS WAF などで作成されたログ用のすぐに使用できる厳選されたダッシュボードを使用して、トラブルシューティングを迅速に行うことができます。OpenSearch のお客様は、データを複製することなく CloudWatch ログを分析できるようになりました。
この統合により、CloudWatch Logs のお客様は、CloudWatch Logs Insights QL に加えて、ログ分析用にさらに 2 つのクエリ言語を使用できます。お客様は、SQL を使用してデータを分析したり、JOIN、サブクエリ SQL 関数 (JSON、数学関数、日時関数、文字列関数) を使用してログを関連付けたりして、直感的なログ分析を行うことができます。また、OpenSearch PPL を使用してデータをフィルタリング、集約、分析することもできます。CloudWatch Logs のお客様は、数回クリックするだけで、VPC、WAF、CloudTrail のログ用の OpenSearch ダッシュボードを作成し、ログから導き出されたビジュアルを使用してモニタリング、分析、トラブルシューティングを行うことができます。OpenSearch のお客様は、分析のために CloudWatch からログをコピーしたり、ETL パイプラインを作成したりする必要がなくなりました。今後は、OpenSearch Discover を使用して CloudWatch ログをインプレースで分析したり、CloudWatch Logs でインデックスやダッシュボードを作成したりできるようになります。
この機能は、OpenSearch Service のダイレクトクエリが利用可能なリージョンで利用できるようになりました。Amazon CloudWatch 料金表と OpenSearch Service 料金表で料金と無料利用枠の詳細をご確認ください。利用を開始するには、Amazon CloudWatch Logs ベンデッドダッシュボードと Amazon OpenSearch Service 開発者ガイドを参照してください。