AWS Step Functions が分散マップのデータソースと出力オプションを拡張

投稿日: 2025年2月7日

AWS Step Functions では、分散マップ用の追加のデータソースと出力オプションをサポートし、より柔軟で大規模な並列処理ワークフローを実行できるようになりました。分散マップでは、JSON Lines (JSONL) のデータや、Amazon S3 に保存されているさまざまな区切りファイル形式のデータを処理できるようになりました。さらに、分散マップは、結果のフォーマットをより細かく制御するための新しい出力変換を備えています。

AWS Step Functions は視覚的なワークフローサービスです。220 以上の AWS のサービスにおける 14,000 以上の API アクションをオーケストレーションして、分散アプリケーションとデータ処理ワークロードを構築できます。今回の更新により、Step Functions の分散マップを使用して、さまざまなデータセットを簡単に繰り返し処理できるようになりました。既存の JSON およびカンマ区切りファイル (CSV) のサポートに加えて、分散マップは JSONL や、セミコロン区切りファイルやタブ区切りファイルなどの新しい区切りファイル形式をサポートするようになりました。これにより、カスタムの前処理を必要とせずに、より広範なデータ形式に対応できるようになりました。新しい柔軟な出力変換により、結果のフォーマットをより細かく制御できるため、結果の集計が容易になり、下流システムとの統合が簡単になります。

使用を開始するには、AWS Step Functions コンソールで分散マップモードを使用するか、こちらのブログ記事をご覧ください。詳細については、Step Functions のデベロッパーガイドをご覧ください。