AWS Client VPN が認可ルールとルートクォータを引き上げ
本日、AWS は AWS Client VPN のクォータ引き上げを発表しました。これにより、ターゲットネットワークの関連付けごとのルート数は 100 個に、エンドポイントごとの認証ルール数は 200 個に拡大されます。
AWS Client VPN を使用すると、VPN 接続のネットワークルーティングとアクセスコントロールを安全に管理できます。これまでは、デフォルトクォータで関連付けごとに 10 個のルート、エンドポイントごとに 50 個の認可ルールが付与されました。このクォータの引き上げにより、関連付けごとに最大 100 個のルート、エンドポイントごとに最大 200 個のルールを設定できるようになりました。例えば、分散型アーキテクチャを利用している企業は、開発環境、ステージング環境、本番環境にまたがる複数のサブネットに特定のルーティングパスを定義して、ネットワークトラフィックフローをより柔軟にきめ細かく制御できます。
これらの新しいクォータはデフォルト設定であり、制限をさらに引き上げることも可能です。これらのデフォルトクォータは、新規および既存のすべての Client VPN エンドポイントに自動的に適用されます。この機能強化は、AWS Client VPN が一般公開されているすべての AWS リージョンで、追加料金なしでご利用いただけます。
Client VPN の詳細については、以下をご覧ください。