IonQ Forte Enterprise が Amazon Braket で利用可能に
AWS の量子コンピューティングサービスである Amazon Braket では、IonQ の最新の 36 量子ビットを備えた Forte Enterprise 量子処理ユニット (QPU) の提供を、米国東部 (バージニア北部) リージョンで開始しました。IonQ の既存の量子ハードウェアポートフォリオである Forte-1、Aria-1、Aria-2 に加わったこの新しいデバイスにより、お客様はイオントラップ型デバイスでより多くの量子ワークロードを実行できるようになります。
今回のリリースにより、お客様は使い慣れた Braket SDK と API を使用して Forte Enterprise にアクセスできるようになります。Forte Enterprise では、お客様が Forte-1 で重視しているのと同じ機能を引き続き利用できます。このデバイスは、IonQ のバイアス除去とシャープニングの誤差軽減アルゴリズムを備えており、お客様の高度なワークロードにも対応します。Forte Enterprise ではネイティブの ZZ ゲートアーキテクチャが引き続き使用されるため、お客様は Forte デバイス間でワークロードをシームレスかつ容易に移行できます。
IonQ Forte Enterprise は実際にはスイスに設置されていますが、お客様のトラフィックはすべて米国東部 (バージニア北部) リージョンを経由します。お客様は ARN (arn:aws:braket:us-east-1::device/qpu/ionq/Forte-Enterprise-1) を使用してこの新しいデバイスにアクセスできます。
IonQ Forte Enterprise の利用を開始するには、AWS マネジメントコンソールの Amazon Braket デバイスのページでデバイスの仕様と機能を確認してください。追加のガイダンスについては、Amazon Braket のドキュメントと料金情報を確認して、この新しいデバイスを最大限に活用してください。