Amazon RDS for Oracle が M6id データベースインスタンスと R6id データベースインスタンスに対応

投稿日: 2025年4月9日

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for Oracle が、R6id と M6id インスタンスをサポートするようになりました。これらのインスタンスは最大 7.6 TB の NVMe ベースのローカルストレージを提供するため、インスタンスのメモリ容量を超える大量の中間データにアクセスする必要があるデータベースワークロードに適しています。お客様は、ローカルストレージを一時テーブルスペースとデータベーススマートフラッシュキャッシュとして使用するように Oracle データベースを設定できます。

ソート、ハッシュ結合、集計などの操作では、メモリに格納できない大量の中間データが生成され、一時テーブルスペースに格納されることがあります。R6id と M6id を使用すると、お客様はインスタンスにアタッチされた Amazon EBS ボリュームの代わりに一時テーブルスペースをローカルストレージに配置して、レイテンシーを減らし、スループットを向上させ、プロビジョンド IOPS を下げることができます。

Oracle Enterprise Edition ライセンスをお持ちのお客様は、ローカルストレージを使用するようにデータベーススマートフラッシュキャッシュを設定できます。そのように設定すると、スマートフラッシュキャッシュはローカルストレージを使用して、メモリに格納できない頻繁にアクセスされるデータを保持し、データベースの読み取りパフォーマンスを向上させます。

Amazon RDS マネジメントコンソールまたは AWS CLI を使用して、新しいインスタンスを起動できます。利用可能なインスタンス設定、料金の詳細、および利用可能なリージョンについては、Amazon RDS for Oracle の料金をご覧ください。