Amazon Route 53 プロファイルで VPC エンドポイントのサポートを開始

投稿日: 2025年4月28日

本日、AWS は Amazon Route 53 プロファイルでの VPC エンドポイントのサポートを発表しました。これにより、組織内の複数の VPC と AWS アカウントにわたってインターフェイス VPC エンドポイントのプライベートホストゾーン (PHZ) の作成、管理、共有ができるようになります。この機能強化により、Amazon Route 53 プロファイルでは、インターフェイス VPC エンドポイントが管理する PHZ を作成して VPC や AWS アカウントに関連付けるプロセスが合理化され、手動で関連付ける必要がなくなり、VPC エンドポイントの管理が簡素化されます。

Route 53 プロファイルを使用すると、プライベートホストゾーンや Route 53 Resolver ルールなどの VPC に関連する DNS 設定を必要な分だけ簡単に作成し、複数の VPC や AWS アカウント間で共有することができます。この新機能により、インターフェイス VPC エンドポイントに関連付けられた PHZ の管理を一元化できるため、管理オーバーヘッドが軽減され、設定エラーのリスクが最小限に抑えられます。また、VPC エンドポイントの PHZ を作成して個々の VPC やアカウントに手動で関連付ける必要がなくなり、ネットワーク管理者の時間と労力を節約できます。さらに、組織の AWS インフラストラクチャ全体の VPC エンドポイントの DNS 解決を一元的に管理できるため、セキュリティと一貫性が向上します。

VPC エンドポイントの Route 53 プロファイルのサポートは、こちらに記載されている AWS リージョンで利用できるようになりました。この機能の詳細と、それが組織にもたらす利点については、Amazon Route 53 のドキュメントをご覧ください。AWS マネジメントコンソールまたは AWS CLI から Amazon Route 53 コンソールにアクセスすることで開始できます。Route 53 プロファイルの料金の詳細については、こちらをご覧ください。