Amazon RDS Custom for SQL Server が変更データキャプチャに対応

投稿日: 2025年7月15日

Amazon RDS Custom for SQL Server が変更データキャプチャ (CDC) に対応するようになりました。Microsoft SQL Server において、CDC は SQL Server Agent を利用してデータベーステーブルで発生した挿入、更新、削除を記録し、これらのデータ変更をリレーショナル形式でアプリケーションからアクセスできるようにして、履歴コンテキストを提供する機能です。

Amazon RDS Custom for SQL Server は、Microsoft SQL Server の Bring-Your-Own-License (BYOL) を可能にするマネージドデータベースサービスです。Amazon RDS Custom for SQL Server で CDC を設定すると、基盤となるハードウェアを交換する必要がある場合や、より大きなデータベースインスタンスにスケールアップする場合に、RDS は指定した構成を自動的に適用します。したがって、RDS Custom for SQL Server を使用すると、さまざまな運用状況における設定のセットアップや検証に伴う運用上のオーバーヘッドがなくなります。

この CDC は、RDS Custom for SQL Server が利用できるすべての AWS リージョンで一般提供されています。