Amazon RDS for PostgreSQL で遅延リードレプリカのサポートが開始
投稿日:
2025年8月22日
Amazon RDS for PostgreSQL で遅延リードレプリカがサポートされるようになりました。これにより、レプリカデータベースがソースデータベースより遅れる最小時間を指定できます。この機能により、誤ってテーブルを削除したり、意図しないデータ変更などの人為的エラーによるデータ損失を防ぐのに役立つタイムバッファが作成されます。
ディザスタリカバリのシナリオでは、問題となる変更が適用される前にレプリケーションを一時停止し、特定のログ位置までレプリケーションを再開し、レプリカを新しいプライマリデータベースとして昇格させることができます。このアプローチにより、大規模なデータベースでは数時間かかる従来のポイントインタイム復元操作と比較して、より迅速な復旧が可能になります。
この機能は、AWS GovCloud (米国) リージョンを含め、RDS for PostgreSQL が提供されているすべての AWS リージョンで、標準の RDS 料金以外の追加料金なしでご利用いただけます。詳細については、Amazon RDS for PostgreSQL のドキュメントをご覧ください。