Aurora DSQL が AWS Fault Injection Service による耐障害性テストのサポートを開始
Amazon Aurora DSQL が、AWS Fault Injection Service (FIS) によるアプリケーション耐障害性テストのサポートを開始しました。FIS は、制御されたフォールトインジェクション実験を行ってアプリケーションのパフォーマンス、オブザーバビリティ、耐障害性を高めるためのフルマネージド型サービスです。今回の発表により、お客様は、Aurora DSQL クラスターへの接続の中断を引き起こす現実世界のシナリオ (地域的な障害発生時など) をシミュレートして、アプリケーションがこれらの中断にどのように対処するかを観察し、耐障害性メカニズムを検証できるようになります。
Amazon Aurora DSQL は、アクティブ/アクティブ高可用性とマルチリージョンの強力な整合性を備えた、最速のサーバーレス分散型 SQL データベースです。新しい FIS アクションにより、アプリケーションが接続の中断を処理する必要があるシナリオや、AWS リージョン内の Aurora DSQL クラスターに完全にアクセスできなくなるシナリオが作成されるため、お客様はアプリケーションの耐障害性と回復力をテストできます。アプリケーションが運用されているのが単一のリージョンか複数のリージョンかにかかわらず、接続の問題が発生した場合に、アプリケーションが意図したとおりに動作することをテストし、確信を持つことができます。また、FIS で実験テンプレートを作成して、実験を継続的インテグレーションやリリーステストと統合できます。さらに、お客様は FIS 実験の詳細なレポートを生成して Amazon S3 に保存できるため、組織と規制の両方で求められる耐障害性テスト要件への準拠を監査および実証できます。
Aurora DSQL での FIS サポートは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。ご利用を開始するには、Aurora DSQL FIS アクションのドキュメントをご覧ください。