AWS Certificate Manager が AWS PrivateLink をサポート

投稿日: 2025年8月15日

AWS Certificate Manager (ACM) が AWS PrivateLink をサポートするようになったため、パブリックインターネットを経由せずに Amazon Virtual Private Cloud (VPC) から ACM API にアクセスできるようになりました。この機能によって、完全に AWS ネットワーク内部で ACM API にアクセスして使用できるため、コンプライアンス要件を満たすのが容易になります。

Amazon CloudFront、Load Balancing などの統合された AWS のサービスとの間や、ハイブリッドワークロードとの間など、トラフィックを安全に終端する必要がある場合に、ACM を使用してパブリックおよびプライベート TLS 証明書のプロビジョニングと管理のプロセスを簡素化できます。AWS Private Link でインターフェイスエンドポイントを作成して、VPC を ACM に接続できるようになりました。その後、VPC と ACM 間の通信は完全に AWS ネットワーク内部で行われ、データの安全な経路が確保されます。

使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) コマンド、または AWS CloudFormation を使用して、ACM に接続する AWS PrivateLink を作成します。この新機能は、AWS GovCloud (米国) と中国リージョンを含め、AWS Certificate Manager サービスと AWS PrivateLink が利用できるすべての AWS リージョンで利用できます。詳細については、AWS PrivateLink のドキュメントを参照してください。