AWS Step Functions でデータソースオプションが拡張され、分散マップのオブザーバビリティが

投稿日: 2025年9月18日

AWS Step Functions で、分散マップ用の追加のデータソースと新たなオブザーバビリティメトリクスのサポートを開始しました。AWS Step Functions は視覚的なワークフローサービスです。220 以上の AWS のサービスにおける 14,000 以上の API アクションをオーケストレーションして、分散アプリケーションとデータ処理ワークロードを構築できます。分散マップは Step Functions のタスク状態の 1 つであり、データセット内の複数のエントリに対して同じプロセスを実行します。

今回の更新により、分散マップで追加のデータ入力がサポートされるようになり、大規模な分析と ETL ワークフローをオーケストレーションできるようになりました。AWS Athena データマニフェストと Parquet ファイルを直接処理し、S3ListObjectsV2 を使用して指定されたプレフィックスの S3 オブジェクトを反復処理して、JSON オブジェクトから読み取り、Amazon S3 または状態入力から JSON オブジェクトの配列データをネイティブに抽出できるようになりました。これにより、カスタムの前処理が不要になります。また、オープンマップ実行の概算数、オープンマップ実行の上限、マップ実行バックログの概算サイズなどのメトリクスを使用して、分散マップの使用状況を可視化できるようになりました。

分散マップの新しい入力ソースと改善されたオブザーバビリティは、AWS Step Functions が利用可能なすべての商用 AWS リージョンでご利用いただけます。使用を開始するには、AWS Step Functions コンソールで分散マップモードを使用してください。詳細については、Step Functions のデベロッパーガイドをご覧ください。