Amazon Bedrock Data Automation で文字起こしの強化をサポート
Amazon Bedrock Data Automation (BDA) で、さまざまな話者を区別して各チャネルの音声を個別に処理するオプションが提供され、音声ファイルの文字起こし出力の強化がサポートされるようになりました。さらに、BDA では、音声モダリティからカスタムインサイトを抽出するためのガイド付きの自然言語ベースのインターフェイスを使用したブループリント作成のサポートが拡張されています。BDA は、生成 AI を利用したアプリケーション向けに、ドキュメント、画像、音声、動画といった非構造化マルチモーダルコンテンツからのインサイトの生成を自動化する Amazon Bedrock の機能です。このリリースにより、開発者は標準出力で話者のダイアライゼーションとチャネルの識別を有効にできるようになりました。話者のダイアライゼーションは、マルチパーティーの音声会話で個々の話者を検出し、話者の変更を追跡します。チャネルの識別により、各チャネルの音声を個別に処理できます。例えば、顧客やセールスエージェントなどの話者を個別のチャネルに分けることができるため、トランスクリプトの分析が容易になります。
話者のダイアライゼーションとチャネルの識別により、トランスクリプトが読みやすくなり、顧客との通話、教育セッション、公共安全に関する通話、臨床ディスカッション、会議など、さまざまなマルチパーティーの音声会話からカスタムのインサイトを抽出できます。これにより、お客様は従業員の生産性を向上させる方法を特定したり、ウェビナーに字幕を追加したり、カスタマーエクスペリエンスを向上させたり、規制コンプライアンスを強化したりできます。例えば、Telehealth のお客様は、事前に特定されたチャネルに医師と患者を割り当てることで、医師の推奨事項を要約をまとめることができます。
Amazon Bedrock Data Automation は、米国西部 (オレゴン)、米国東部 (バージニア北部)、GovCloud (米国西部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (シドニー) の合計 7 つの AWS リージョンで利用できます。詳細については、Bedrock Data Automation のページ、Amazon Bedrock の料金ページまたはドキュメントをご覧ください。