Amazon Cognito でマネージドログインに利用規約とプライバシーポリシードキュメントのサポートを追加

投稿日: 2025年10月2日

Amazon Cognito で、マネージドログインページの利用規約とプライバシーポリシードキュメントを設定できるようになりました。これにより、お客様はユーザー登録時に法的条件をシームレスに提示できると同時に、実装を簡素化できます。マネージドログインでは、Cognito のお客様は以前、ノーコードのエディターを使用して、サインアップやログインからパスワードの回復や多要素認証に至るユーザー体験をカスタマイズできていました。今回、お客様はマネージドログインを使用して利用規約やプライバシーポリシードキュメントを簡単に設定できるようになりました。これにより、開発チームがカスタムソリューションを構築する手間が省けます。

この機能を使用すると、Cognito ユーザープール内の各アプリクライアントの利用規約とプライバシーポリシーの URL を設定できます。ユーザーが登録する際、サインアップすることで利用規約とプライバシーポリシーに同意することになることを示すテキストと、同意事項が記載されたウェブページへのリンクが表示されます。マネージドログインのローカリゼーション設定に合わせて、サポート対象言語ごとに異なる URL を設定できます。例えば、フランス語 (fr) 用にプライバシーポリシーと利用規約ドキュメントを設定していて、サインアップページの URL の lang クエリパラメータで同じものが選択されている場合、設定したフランス語用 URL がユーザーに表示されます。

この機能は、AWS GovCloud (米国) リージョンを含む Cognito が利用可能な AWS リージョンで Essentials ティアまたは Plus ティアを使用する Amazon Cognito のお客様にご利用いただけます。詳細については、開発者ガイド料金詳細ページで Cognito Essentials ティアおよび Plus ティアについてご確認ください。