Amazon ECR がアクセス頻度の低いコンテナイメージ向けのアーカイブストレージクラスを導入

投稿日: 2025年11月19日

Amazon ECR は、アクセス頻度の低い大量のコンテナイメージのストレージコストを削減する新しいアーカイブストレージクラスを提供するようになりました。新しいアーカイブストレージクラスは、ストレージコストを最適化しながら、コンプライアンスと保存の要件を満たすのに役立ちます。今回のリリースの一環として、ECR ライフサイクルポリシーで最終プル時刻に基づくイメージのアーカイブがサポートされるようになりました。これにより、ライフサイクルルールを使用して、使用パターンに基づいてイメージを自動的にアーカイブできるようになります。

イメージのアーカイブを開始するには、ライフサイクルルールを設定してイメージの保存期間、数、最終プル時刻などの基準に基づいてイメージを自動的にアーカイブするか、ECR コンソールまたは API を使用してイメージを個別にアーカイブします。アーカイブできるイメージの数に制限はありません。アーカイブされたイメージは、リポジトリあたりのイメージ数の制限にはカウントされません。イメージがアーカイブされると、プルではアクセスできなくなりますが、ECR コンソール、CLI、または API を使用して 20 分以内に簡単に復元できます。復元されたイメージは通常どおりプルできます。すべてのアーカイブおよび復元オペレーションは、監査のために CloudTrail を通じてログに記録されます。

新しい ECR アーカイブストレージクラスは、すべての AWS 商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで利用できます。料金については、料金ページを参照してください。詳細については、ドキュメントをご覧ください。