Amazon Redshift が Apache Iceberg テーブルへの書き込みをサポート
Amazon Redshift は本日、Apache Iceberg テーブルへの書き込み機能が一般提供されることを発表しました。これにより、ユーザーは Amazon Redshift 内の Apache Iceberg テーブルで追加専用ワークロードについて分析の読み取りおよび書き込みのクエリを実行できるようになります。Amazon Redshift はペタバイト規模のエンタープライズグレードのクラウドデータウェアハウスサービスで、何万ものお客様が使用しています。データの保存場所が運用データストア、データレイク、ストリーミングエンジン、またはデータウェアハウス内のいずれであっても、Amazon Redshift では、データをすばやく取り込み、安全に共有し、最高のパフォーマンスを最適な価格で実現できます。Apache Iceberg のオープンテーブル形式は、データレイクに保存されている急速に拡大し進化するテーブルのデータ処理を簡素化するために、多くのお客様に使用されています。
お客様は Amazon Redshift を使用してさまざまなファイル形式とテーブル形式でデータレイクテーブルに対してクエリを実行しており、データウェアハウスとデータレイクのワークロード全体で幅広いスケーラビリティを実現しています。データレイクのユースケースは進化を続け、ますます高度化しています。そのため、シームレスなスキーマとパーティションの進化をサポートしながら、レコードレベルの更新と削除に対するトランザクションの一貫性などの機能が必要になります。このマイルストーンにより、Amazon Redshift は、Apache Iceberg テーブルの CREATE、テーブル定義 SQL の SHOW、テーブルの DROP、INSERT などの DML (データ操作言語) オペレーションを実行するための SQL DDL (データ定義言語) オペレーションをサポートするようになりました。引き続き Amazon Redshift を使用して AWS Glue データカタログ内の Apache Iceberg テーブルから読み取り、それらの Apache Iceberg テーブルで書き込み操作を実行することができます。その間も、他のユーザーやアプリケーションは安全にテーブルで DML 操作を実行できます。
Amazon Redshift の Apache Iceberg サポートは、Amazon Redshift が利用できるすべての AWS リージョンで利用できます。使用を開始するには、Amazon Redshift 管理ガイドのドキュメントページを参照してください。