Amazon S3 バッチオペレーションによりパフォーマンスが向上

投稿日: 2025年12月2日

Amazon S3 バッチオペレーションでは、1 つのジョブで最大 200 億個のオブジェクトを処理する規模で、ジョブが最大 10 倍速く完了するようになり、大規模なストレージオペレーションが加速されます。

S3 バッチオペレーションを使用すると、ステージングバケットと本番バケット間でのオブジェクトのコピー、S3 ライフサイクル管理のためのオブジェクトのタグ付け、保存されたデータセットの内容を確認するためのオブジェクトチェックサムの計算など、大規模な操作を実行できます。S3 バッチオペレーションでは、追加の設定やコストなしで、数百万のオブジェクトを処理するジョブについて、オブジェクトの前処理、ジョブの実行、完了レポートの生成が最大 10 倍高速になりました。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールでジョブを作成し、オペレーションタイプと、バケット、プレフィックス、作成日などのフィルターを指定します。S3 はオブジェクトリストを自動的に生成し、必要に応じてアクセス権限ポリシーを含む AWS Identity and Access Management (IAM) ロールを作成し、ジョブを開始します。

S3 バッチオペレーションのパフォーマンス向上は、AWS 中国リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンを除くすべての AWS リージョンで利用できます。料金情報については、Amazon S3 料金ページの「管理とインサイト」タブをご覧ください。S3 バッチオペレーションの詳細については、概要ページドキュメントをご覧ください。