Amazon Redshift が AWS Graviton を搭載した RG インスタンスをリリース

投稿日: 2026年5月12日

Amazon Redshift は、AWS Graviton プロセッサを搭載した新世代のプロビジョンドクラスターノードである RG インスタンスの一般提供を発表しました。RG インスタンスは優れたパフォーマンスを提供し、データウェアハウスおよびデータレイクのワークロードを前世代の RA3 インスタンスと比較して最大 2.4 倍高速に実行でき、vCPU あたりの料金が 30% 低く抑えられています。RG インスタンスには、クラスターノード上で Apache Iceberg や Parquet データを処理する、Redshift 専用に構築されたベクトル化データレイククエリエンジンが組み込まれています。これにより、データウェアハウスとデータレイクの双方にまたがる SQL 分析を 1 つのエンジンを使用して実行することが可能です。この機能により、Redshift Spectrum 専用のスキャニングフリートが不要になります。また、それに伴う 1 TB ごとの料金を支払う必要もなくなります。

Redshift マネージドストレージで構造化データウェアハウスワークロードを実行している場合でも、Amazon S3 のオープン形式のデータレイクテーブルにクエリを実行している場合でも、RG インスタンスは大幅なパフォーマンス向上を実現します。具体的には、データウェアハウスワークロードでは RA3 インスタンスと比較して最大 2.2 倍、Apache Iceberg クエリでは最大 2.4 倍、Parquet ワークロードでは最大 1.5 倍の高速化を実現します。ネイティブに構築されたデータレイクエンジンには、スマートプリフェッチ、NVMe キャッシング、ベクトル化された Parquet スキャン、高度なファイルおよびパーティションレベルのプルーニングを実行する、専用設計の入出力 (I/O) サブシステムが搭載されています。ジャストインタイム (JIT) ANALYZE により、手動チューニングを必要とせずに常に高速なクエリ実行が可能になります。これは、データやワークロードのパターンの変化に応じて、テーブル統計が自動的に収集、更新されるためです。また、インテリジェントな NVMe キャッシングが、頻繁にアクセスされるデータセットをコンピューティングリソースの近くに保持します。これにより、データレイクへの通信回数が減り、繰り返し実行されるクエリの応答時間が短縮されます。RG インスタンスは、提供開始時点で rg.xlarge と rg.4xlarge の 2 つのインスタンスサイズが用意されています。既存の RA3 クラスターは、スナップショットと復元、伸縮自在なサイズ変更、または従来のサイズ変更を使用して移行できます。RG インスタンスでは、オンデマンドに加えて、初期費用が不要な 1 年間および 3 年間のリザーブドインスタンスなど、柔軟な料金オプションが用意されています。料金の詳細については、Amazon Redshift の料金表ページを参照してください。


Amazon Redshift RG インスタンスは、次の AWS リージョンで利用できます。米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、欧州 (ミラノ)、欧州 (スペイン)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ジャカルタ)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (マレーシア)、アジアパシフィック (ハイデラバード)、アジアパシフィック (台湾)、アジアパシフィック (メルボルン)。

使用を開始するには、次のリソースを参照してください。