AWS IAM アイデンティティセンターが新しい組織インスタンスでワンクリックのマルチリージョンオプションをサポート

投稿日: 2026年8月7日

AWS IAM アイデンティティセンターでは、新しい組織インスタンスを作成する際に、マルチリージョンのサポートを簡単に有効にできるようになりました。これまで、マルチリージョンのサポートを有効にするには、カスタマーマネージド KMS キーの作成、キーポリシーの設定、リージョンの手動追加など、複数のステップが必要でした。今回、サポート対象のリージョンで新しい IAM アイデンティティセンターインスタンスを作成するお客様は、マルチリージョンをワンクリックで有効にできるようになりました。

新しい組織インスタンスを有効にする際には、シングルリージョンインスタンス、マルチリージョンインスタンス、カスタムインスタンスという 3 つのインスタンス設定オプションから選択できます。マルチリージョンインスタンスのオプションを選択すると、お客様のアカウントにカスタマーマネージドのマルチリージョン KMS キーが自動的に作成され、インスタンスが追加のリージョンにレプリケートされます。これにより、AWS アカウントとアプリケーションに対する耐障害性の高いアクセス環境が実現します。プライマリリージョンで IAM アイデンティティセンターに障害が発生した場合でも、従業員は引き続き自身の AWS アカウントにアクセスできます。カスタムインスタンスのオプションでは、アカウント内の既存のカスタマーマネージド KMS キーを使用するなど、リージョンの設定を個別に行えます。

インスタンス設定オプションは、IAM アイデンティティセンターの組織インスタンスにおいて、デフォルトで有効になっている 17 の商用 AWS リージョンで利用できます。マルチリージョンインスタンスのオプションで作成されるカスタマーマネージドキーには、AWS KMS の標準料金が適用されます。IAM アイデンティティセンターは追加料金なしで提供されます。

使用を開始するには、IAM アイデンティティセンターユーザーガイドをご覧ください。マルチリージョンのサポートの詳細については、「Using IAM Identity Center across multiple AWS Regions」を参照してください。IAM アイデンティティセンターの詳細については、製品の詳細ページをご覧ください。