CloudTrail Event Coverage で AWS データプレーンオペレーションの盲点を把握

投稿日: 2026年9月30日

AWS CloudTrail に、アカウントレベルと組織レベルでデータプレーンオペレーションのカバレッジを可視化できる、新しいコンソールエクスペリエンスの Event Coverage が導入されました。この機能では、環境内の AWS のサービスとリソースタイプについて、データイベントのログ記録が有効になっているものと、有効になっていないものを確認できます。そのため、組織内のアカウントを手動で確認しなくても、ログ記録体制のギャップをすばやく特定できます。

AWS のサービスのデータプレーンオペレーションは、データイベントを使用して追跡できます。例えば、GetObject や PutObject などの Amazon S3 オブジェクトレベルのオペレーションをログに記録することで、不正なデータアクセスやデータ流出の試みを検出できます。データイベントのカバレッジが包括的でない場合、こうしたアクティビティが見過ごされ、セキュリティモニタリングに盲点が生じる可能性があります。Event Coverage を使用すると、サポートされているすべてのデータイベントソースのカバレッジを 1 か所で確認し、ダッシュボードからデータイベントを直接サブスクライブできます。これにより、数回クリックするだけでカバレッジのギャップを解消しやすくなります。特に、複数のアカウントを管理する組織では、サービス全体のカバレッジを追跡する際に時間がかかることがあるため、この機能が役立ちます。

Event Coverage には AWS CloudTrail コンソールからアクセスできます。この機能は、AWS CloudTrail がサポートされているすべての商用 AWS リージョンで利用できます。データイベントのログ記録の詳細については、AWS CloudTrail のドキュメントを参照してください。