Amazon CloudWatch がログルーティングとチェーン化されたログパーサーを提供開始

投稿日: 2026年10月14日

Amazon CloudWatch では、パイプラインによる条件付きログルーティングとチェーン化されたパーサーがサポートされるようになりました。これにより、ログデータの変換方法や送信先の CloudWatch ロググループをより細かく制御できます。CloudWatch パイプラインは、インフラストラクチャを管理することなく、テレメトリの取り込み、変換、CloudWatch へのルーティングを行うことができるフルマネージドサービスです。

ログパイプラインでは、本来は異なる場所に送るべき複数の種類のイベントが混在していることがよくあります。また、個々のイベントで、あるログ形式の中に別のログ形式がネストされている場合もあります。条件付きログルーティングでは、処理済みのフィールドを評価する条件に基づき、イベントごとに異なる CloudWatch ロググループへ送信するルートを定義します。これにより、イベントを重要度、ソース、またはタイプ別に分離し、それぞれに適切な保持設定とアクセスコントロールを適用できます。チェーン化されたパーサーを使用すると、複数のパーサープロセッサを順番に適用し、前のパーサーが生成したフィールドを後続のパーサーで使用できます。例えば、最初に JSON エンベロープを解析し、そこから抽出されたフィールドに Grok パーサーを適用できます。これらの機能を組み合わせることで、単一のパイプラインで多様なログ形式を構造化し、適切なロググループにルーティングできます。

条件付きルーティングとチェーン化されたパーサーは、CloudWatch パイプラインが一般提供されているすべての AWS 商用リージョンで利用できます。これらの機能は、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、または AWS SDK を使用して設定できます。使用を開始するには、Amazon CloudWatch パイプラインのドキュメントを参照してください。