Amazon Web Services ブログ
新機能 – Amazon AppStream 2.0がWebカメラに対応
Amazon AppStream 2.0はフルマネージド型で非永続的なアプリケーションおよび仮想デスクトップの配信サービスです。AppStream 2.0を用いることで、デスクトップアプリケーションをブラウザやクライアントアプリケーションにスケール可能なかたちで配信することができます。
この度、AppStream 2.0がクライアントPCに接続されたWebカメラからのビデオ入力をストリーミングセッションにシームレスにリダイレクトできるようになりましたのでお知らせします。
リモートワーク(テレワーク)の利用が日本でも広がる中で、オンライン会議アプリケーションなど、双方向でのビジュアルコミュニケーションを行う機会が大幅に増加しています。この機能により、場所を問わないコラボレーションの実現をサポートします。
エンドユーザーの使用方法
Webカメラをご利用いただくためには、AppStream 2.0 クライアントから接続する必要があります。ツールバー上に実装されたビデオカメラボタンを介して、選択した任意のWebカメラをストリーミングセッション上でご利用いただけます。
Getting Started – テスト方法
- Image Builder に Administrator として接続します
- レジストリ エディターを開いて以下のパスに移動します
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Amazon\AppStream\
- 以下のパラメーターを追加します
データ型: DWARD
値の名前: WebcamPermission
値のデータ: 1(16進数)
- Template User もしくは Administrator 権限のない Domain User にスイッチします
- Administrator に戻ります
- Image Builder を切断し、ストリーミング URL をAppStream 2.0 コンソールから生成します
- AppStream 2.0 クライアントから接続します
- Web カメラが動作するかどうかテストを実施します
- 動作が確認できたら、再度 Image Builder に接続し、イメージの作成を完了します
Webカメラサポートに関する設定の詳細についてはこちらのドキュメントをご参照ください。
AppStream 2.0 クライアントの操作についてはこちらからご確認いただけます。
今回のWebカメラサポートにより、Amazon AppStream 2.0 がお客様の場所を問わない柔軟な働き方の実現に寄与できることを心から願っています。ぜひお試しください。