Amazon Web Services ブログ

Weekly aws Japan edition

週刊AWS – 2024/3/11週

Amazon RDS for Db2 で X2iedn インスタンスが利用可能なリージョンの拡大、AWS CloudFormation でスタック作成のスピードが最大40%速くなる改善、Amazon SageMaker Canvas と SageMaker Model Registry との統合が拡張、AWS Backup が Amazon EBS Snapshotからのリストアテストをサポート、 Claude 3 Haiku が Amazon Bedrock で利用可能に、Amazon Timestream for InfluxDB が一般提供開始、など

MYCOM OSI が Amazon FSx for NetApp ONTAP で SaaS ストレージを最適化した方法

“Kubernetes 上のデータ”は、パフォーマンス、回復力、信頼性、総所有コスト(TCO)を最適化する、クラウドネイティブなマイクロサービスベースのソフトウェアソリューションを構築するために不可欠な、急速に進化する革新的分野です。Kubernetes アプリケーションの多くは、ブロックストレージ、共有ファイルシステム、オブジェクトストレージなどの永続ストレージとデータサービスへのアクセスを必要とします。
この投稿では、MYCOM OSI が Amazon FSx for NetApp ONTAP を採用することで、どのようにコストパフォーマンスを改善したかについて説明します。また、大規模で複雑な通信事業者のアシュアランスデータセットの処理を最適化するソリューションを特定するために、ストレージオプションをどのように評価したかを探ります。

Program Structure

Amazon Bedrock でプログラム概要資料を生成しよう!!

本ブログでは、既存システム更新に関わる課題解決のために、AWS の生成 AI サービスである Amazon Bedrock を使って COBOL ソースコードからプログラム概要資料を作成する活用例を解説します。実際に使用したプロンプトも紹介していきますので参考にしやすい構成になっています。また、COBOL 言語初心者の筆者が生成 AI を活用しながら COBOL 言語を学び、成果物品質を向上させていった方法についても解説します。今回紹介する方法が、既存システムの理解促進と将来の発展のための参考になれば幸いです!

AWS Config 高度なクエリ機能の利用を自然言語によるクエリ作成機能で簡素化する

AWS Config の高度なクエリ機能は、AWS リソースの設定状態を示すメタデータを取得し、リソースのコンプライアンス状態を特定するための SQL ベースのクエリインターフェースを提供します。AWS Config の高度なクエリは、単一の AWS アカウントおよびリージョン、または AWS Config のアグリゲータを使用して設定されたマルチアカウントとクロスリージョンにおいても使用できます。しかしながら、クエリの作成には SQL の知識および、リソースの設定プロパティとリソース間の関係性の理解が必要であり、お客様のAWS 環境の規模と複雑さが増すにつれ、SQL の作成はより複雑で時間のかかる作業になりがちでした。

そこでこの度、AWS Config では自然言語で書かれたシンプルな命令や質問を使用して AWS リソース、設定、コンプライアンス状態を問い合わせることができる生成 AI を活用した自然言語クエリ (プレビュー提供) 機能をリリースしました。クエリを自然言語の文章、命令、質問として記述できるため、SQL を学習したり、リソースの設定プロパティやリソース間の関係性を理解するための負荷が低減します。

本ブログでは、AWS Config の高度なクエリ機能で自然言語クエリを利用する方法を解説します。シンプルな文から始めて、求める回答を得るためにどのように改善していけば良いかも併せて解説します。

AWS Certified Data Engineer – Associate のご紹介

新認定である AWS Certified Data Engineer – Associate (DEA) の予約と受験が開始されました。この認定では、データ関連の AWS サービスに関するスキルと知識、データパイプラインを実装する能力、モニタリングとトラブルシューティングを行う能力、コストとパフォーマンスを最適化する能力を検証します。この試験の受験準備に役立つように、AWS Skill Builder に受験準備リソースを用意しているのでぜひご活用ください。