AWS Startup ブログ

【新規事例ご紹介】dely 株式会社:マネージドサービスを活用してスピード感のある開発を実践

皆さんこんにちは、AWS のスタートアップアップマーケティング、石渡です。 レシピ動画サービスの「クラシル」を提供中の dely 株式会社の執行役員/CTOの大竹様に動画事例の作成にご協力頂きました。創業当初から AWS をご利用頂き、2018年の夏に、機械学習ソリューションである Amazon SageMaker の導入に至るまでの過程などをお話し頂きました。ビデオは以下からご覧いただけます。   今回は、編集上カットしたスクリプトの部分も含めて、大竹さんにお話し頂いた内容を紙上再現します。

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「RoomClip」の考える技術選定ポイントとは

はじめまして、AWSでスタートアップ向けの事業開発をしている森田です。 スタートアップの皆様に向けてAWSの導入支援などを担当しています。 さて、今回はルームクリップのCTO 平山さんにお話を伺ってきました。衣食住の中で”住”に特化した部屋の様子をシェアするアプリ”RoomClip”を展開されています。提供されているサービスのお話から、技術選定のポイントなどお伺いできました。 提供されているサービスの概要・特徴は? サービスのRoomClipは表向きSNSですが、中身はツールとしても使え、すべてのユーザーさんに対して自分にとって快適なライフスタイルを見つけることができる事を目指しています。サービスも多くのユーザ様に使って頂いており330万MAUを超えました。 昨年11月には「RoomClip 10000人の暮らし」という書籍も発刊しました。 これは、アプリ上で投稿された1万人の部屋の写真です。リビングからベットルーム、子供部屋、更にトイレまで。1万人規模でリアルな暮らしを紹介することで、「現代日本の暮らしの歴史的記録」として、百年後の価値も追求してきたいという意味を込めて敢えてアナログな紙ベースで部屋の写真の本を出版しました。 AWSとの出会いは? ルームクリップ(創業当時はTunnel株式会社)の創業時からずっとAWSを採用してきました。 2011年5月にEC2をはじめて触り、実際に数クリックでEC2インスタンスが起動したことは今でも感動を覚えています。 AWSを採用したきっかけは、まず世界中の多くのスタートアップがAWSを利用していたことです。これは、実際にAWSを触れるエンジニアも多く、技術情報の収集に非常に役に立ちました。さらにAWSのコミュニティの広さに惹かれました。   AWSを利用頂いているなかでの率直な感想は? とにかく新しいサービスのリリース、機能拡張が多いです。年々年を追う毎にスゴイ勢いで進化していくところが本当にスゴイところだと思っています。また、これが米国だけでなく、世界中のリージョンで利用できる環境を提供されていると言うことに驚きです。今後更に期待したいことは、更なるサーバレス、ビッグデータについてのサービスの拡張を期待しています。AWSらしい、チャレンジナブルなものとでやってほしいですね。 技術選定のポイントはどこでしょうか? 基本は、「はやい」「安い」「安全」。この3 点がベースです。 Startupなのでマイクロなサービスを沢山リリースしていきたいです。その過程で検証も沢山必要です。 いきなり完璧な状態ではなくブートストラップでいいと思っています。 誰よりもはやく一瞬でつくれるか。モノリシックでいいのですばやくつくれるか!というのが重要だと思っています。 現在は、Nuxt.jsとRailsをベースで開発しています。 また、コミュニティの恩恵を受けられるかどうかも非常に重要なポイントです。 チームメンバーの推進者達が好む環境を採用してきましたし、今後もそうしていきます。   最近アーキテクチャの変更などありますか? Amazon RDSからAmazon Auroraに変更しました。 ルームクリップの様なSNSサービスにとってDBは非常に重要なシステムです。そのため、そう簡単にマイグレーションや不必要なアップデートはしたくないのですが、Auroraは検証した段階で、高い効果が見込めそうな事と、マイグレーションも非常に簡単にできそうな事が分かりました。特にレプリカラグが実質存在しない、という点は、DBレイヤのスケールが必須になるサービスにおいては非常に魅力的でした。実際に移行作業も大きな問題なく移行することができました。 結果として、RDSよりDBアクセスのレイテンシーが向上しており、高速になりました。耐障害性も格段に上がっており、Auroraは安心の塊です(笑 今後の展望・目標は? 究極は、無形的な価値をつくり続けていきたいです。本質的に社会や人々の習慣が変わっていくことをやっていきたいですね。そこはアマゾンにも共感しており、例えばAWSのサービスは突然値下げを発表しますよね。 しかし、それってサービスの価値は下がってないと思うんです。むしろ価値は上がっているのではないでしょうか。その結果、ユーザも増えサービスもどんどん増えみんながクラウドを使うことによって世界が変わっていく。 ルームクリップも仕組みを作り上げる事で、最終的に人の生き方や、考え方が変わっていく。そんなサービスをリリースし続けたいです。 インタビューは、素敵なオフィスで平山さんの情熱を感じたあっという間の取材の60分でした。

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【開催報告】第14回 AWS Startup Tech Meetup

こんにちは、ソリューションアーキテクトの篠原英治(@shinodogg)です。 AWSをご利用中のStartup企業で働くエンジニアのコミュニティである”AWS Startup Tech Community”で、14回目となるMeetupを #AWSLoft Tokyoで開催しました! 参加者の自己紹介 参加者の皆さまによる自己紹介は、”最近買って良かったもの”というお題に対して、大小様々なオススメが紹介されました! 自社のSIMカードやボタンデバイスを紹介していただいたり、 日本のハッカソンで優勝すると、アメリカで開催される大規模なハッカソンに参加が出来る、といったコミュニティの紹介や、 簡単にショッピングサイトを構築できるサービスを運営しているCTOの方のお話や、 お客様のサクセスにフォーカスしているStartupのエンジニアの方、 AWSのStartup担当SAはノイズキャンセリングイヤホンが重宝しているとのことで(他にも同様のことをおっしゃっている方がいました)、 バレンタインに向けてのビジネスの仕込みのご紹介など、とてもエキサイティングなMeetupの幕開けとなりました。 AWS re:Cap Startup担当SAの松田(@mats16_)からre:Invent 2018以降に発表されたサービスや機能のご紹介をいたしました。 人工衛星向けに地上局を構築したり長期の利用契約を締結することなく、必要な時に使った分だけのコストで利用できるフルマネージドサービスであるAWS Ground Stationから、Amazon SageMaker RLといった機械学習に至るまで、幅広くご紹介させていただきました。 サーバーレス・スタートアップ @ HiCustomer HiCustomerのVP of Engineering 肥前さん(@hizeny)からは、カスタマーサクセスとは何か?というところから。イベントドリブンな処理に対して出てくる課題に対して如何にフルマネージドなサーバーレス技術を使って解決しているかというお話。 DynamoDB Streamsを効果的に使って集計処理を行うなど、非常にアドバンストな構成。実際に運用してみてのフィードバックに関しては、ご参加いただいた皆さまが積極的にメモを取られていたのが印象的でした。 発表資料を公開していただきました! Startup in Latin America アルゼンチンのAWSソリューションアーキテクトのMartin Dominguez(@MP_Dominguez)からは、ラテンアメリカのスタートアップシーンについての紹介。 通訳はAWSのStartup事業開発担当の加藤が担当しました。 ラテンアメリカの国々の市場規模やそこに存在するユニコーンStartupなど、エコシステムに関する考察や、 MercadoLibreというインターネットショッピングサービスを運営しているUnicorn StartupのAWS事例をご紹介しました。 ユニコーンのベンチ Startupのステッカーで賑やかにしていきたいと思いますので是非よろしくお願いします! さっそくSORACOMの山下さんが貼ってくれました 🙂  

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【先行受付開始】スタートアップのためのグロースアイディアが満載の AWS Startup Day 2019 Tokyo 開催

皆さん、こんにちは。スタートアップのお客様向けのマーケティングを担当している石渡です。 AWS Startup Day 2019 Tokyoの開催が決定し、先行受付を開始しました! AWS Startup Dayとは? AWS Startup Dayは、スタートアップの技術課題や経営課題のヒントとなる最新のトピックスを提供するイベントシリーズです。昨年は世界中の19の主要都市で開催され、東京でも初めて開催しました。 このイベントは、AWSのイベントシリーズには珍しく、ビジネストラックがあります。AWSのイベントというと、技術イベントというイメージが強いと思いますが、ビジネストラックを設け、非エンジニアの方にも興味を持って頂ける内容を取りそろえています。   昨年の様子 私たち日本チームにとって初めての開催となったAWS Startup Day 2018 Tokyoは、2018年の3月12日に、東京・恵比寿で開催しました。初めての開催ということで、様々な心配がありましたが、最終的には300名を超えるスタートアップの方々にお越し頂き、会場は大変な熱気に包まれました。   基調講演には、Y Combinator出身の注目スタートアップ、Segment社のCTO兼共同創業者のCalvin French-Owen氏に登壇頂き、現在までに至る創業ストーリーをお話し頂きました。 講演ログはこちら。   今年の実施計画 日時 2019年3月27日 (水) 10:00~19:00まで 場所 Amazon Fashion Studio 東京都品川区東品川4-13-34 対象 ・アーリーステージのスタートアップに所属している方(経営者、経営幹部、技術責任者、エンジニア) ・今後数年内に起業を検討されている方 ・ベンチャーキャピタルなど、スタートアップの支援に関わっている方 費用 無料 今年も、昨年と同様に、テクニカルトラックとビジネストラックの2本の構成を元に、新しい取り組みも幾つも設けていく予定です。例えば、特定の業界の最新動向をご紹介するインダストリートラックを計画中です。今年の注目領域のひとつと言われる、Vertical SaaSの領域での起業を検討している方や、新規事業やピボットを検討している方にまで、有益な情報をご提供できればと考えています。決定した企画は、順次、このブログでご紹介していきます。 起業を検討中の方や、アーリーステージのスタートアップの方に向けたイベント:AWS Startup Day 2019 Tokyoにご参加ください。 Startup Day 2019 Tokyoの先行登録ページはこちら  

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【アーカイブ】Segment Inc.の創業ストーリー (AWS Startup Day 2018 Tokyo基調講演)

「フィードバックループこそ何より重要」Segment共同創業者が教える成功の秘訣 このBlogは、2018年3月12日に行われたAWS Startup Day 2018 Tokyoの基調講演を、ログミー株式会社により書き起こしたものを転載したものです。   Segmentの創業ストーリー カルヴィン・フレンチ・オーウェン氏(以下、オーウェン):みなさんこんにちは。Segmentの共同創業者でCTO(最高技術責任者)です。 今日は私たちが学んだレッスンについて話をしていきたいと思います。プロダクトもない、1つの部屋から4人で立ち上げた会社が、200人の従業員を抱え、世界で千以上ものビジネスを展開するようになるまでの話です。 今回は、Segment社の歴史を3つに分けてお話していきましょう。 まずはプロダクト・マーケット・フィット、そこへ到達したあとは、どのようにビジネスを拡大したか。最後は現在のSegment社を築き上げ、今後数年を支えていくツールについてです。 ご存じない方のために、現在のSegment社の状況についてお話しします。 「Segment」は顧客のデータを収集し、利用するためのワンストップツールです。私たちはSalesforce、Stripe、Zendesk、さらに使用しているWebアプリケーションから情報を収集します。 ページを読み込み、ユーザーの買い物かごへの追加アイテム、Webサイトへの登録といった情報などを顧客が望むところへ送ります。 これらはRedshiftやMixpanelのようなストリーム、またはGoogle Analyticsのような第三者のデータ・ウェアハウスの場合もあります。Segmentはどのような場所からでも必要なデータを収集し、希望する場所へ送信することが可能です。 Segment社の現在トラフィックを数字で見てみると、収集するイベントの数は月間で1,400億、HTTPリクエストの数は秒間で40万件、サポートするサードパーティーのAPIは数百、コンテナの数は1万5,000となっており、現在200人ほどの従業員がいます。 しかし、常に順調というわけではありませんでした。その他多くのスタートアップ企業のように、私たちにも独自の(歴史と成長)ストーリーがあります。 MITの3人の同級生 Segmentの創業についての話をしていきます。 はじめは売るプロダクトがなく、ただ数名が部屋にいただけでした。2011年時点では、マサチューセッツ工科大学(MIT)の3人の同級生、私とルームメイトのピーターとエリオットだけでした。 当時、私たちは自分たちでビジネスを始めたいと考えていましたが、アダム・スミス氏がMITを訪れるまでは、何をどのように始めればいいのかわかっていませんでした。 アダムはY Combinatorで4,000万ドル(約42億円)の資金調達をしたスタートアップXobni社の創業者です。 私たちには、彼がとても偉大な人に思えました。彼はXobniを設立後、会社を順調に成長させてきました。しかし出会った当初、アダムは私たち同様の普通の人に見えました。 そこで「(普通の人間である彼が成し遂げられたなら)彼と同じことができるのではないか?」と考えました。私たち3人は仕事を開始し、臨時の仕事場をピーターの学生寮の部屋の一部に作りました。 狭いスペースにみんなで集まり、外部のプロジェクトを立ち上げ、新しいアイデアをハッキングし、それがうまくいくかを見ていました。当時、私たちはみな学生です。そこで、自分たちの課題の解決にフォーカスしてみてはどうかと考えました。 そこで、自分たちの講義を評価するツールを作ってみました。私たちはこれをクラス・メトリックと名付けました。 これはプロトタイプで、大学の講義を生徒が理解していない場合、教授にそれを伝えるというものです。このアイデアは、現在のSegmentがやっていることとはまったく関係ないものです。 このツールを構築し、「(講義を)理解できていない」「理解できた」といった項目を追加しました。これを使うことによって、学生たちが講義を理解できたか、それともまったく理解できてないかという反応を教授たちが受け取ります。 プロトタイプとともにY Combinatorへ このプロタイプを作り、Y Combinator に面接をしに飛行機で向かいました。ご存知ない方のために説明しますと、Y Combinatorはスタートアップ業界のハーバード大学のようなものです。 ここはインキュベーターであり、年間に2,000ドルくらいから出資が始まり、メンターシップを受け取ることができ、プロトタイピングの構築ができ、事業を開始することができます。アメリカでのスタートアップで有名なDropboxや Airbnb 、Stripeはすべてこのプログラムの出身です。 インタビューを受け、これがつかむべきチャンスだと理解していました。こうして大学を去ったあと、フルタイムでスタートアップの仕事を始めました。 2012年5月にY Combinatorに参加しましたが、すぐに私たちは支援が必要なことがわかりました。人々が、先ほどお見せした(プロトタイプの)プロダクトを実際に使うことはないと理解したのです。 そのかわりに、新たにデザイナーを採用しました。4番目の共同設立者で、友人の友人でもあるイアンです。彼はロードアイランド州のデザイン学校からやって来ました。彼は実際に使用できて、見栄えもよく、ユーザーが喜んで使うツールを作る責任者になりました。 私たちはこれぐらいの小さな部屋で、ほとんどの時間を過ごしました。ホワイトボードが壁にかかり、できる限り安い4つのデスクを置き、ピザの箱が部屋中に散らばっていました。 この期間、朝9時から10時ごろに起きて、コードを夜中まで書いて、朝また同じよう起きる。そのような生活を送っていました。 私たちはツールの構築を続け、それを少し進化させました。学生が講義をどれくらい理解したか、それとも講義のトピックは難解であったかの反応を返信するようにでき、講義中に学生がメモを書ける機能がついたツールを教授に渡しました。 学生は(講義中に)質問をすることができ、他のクラスメートがその回答を手助けすることもできました。学生らは、授業のスライドをみることができました。これで学生が講義についてどのように感じているかを教授は理解でき、学生は授業を遮ることなくフィードバックすることができたのです。 このツールを構築したあとに、私たちはベータテストに取り掛かりました。まずカリフォルニア大学バークレー校、スタンフォード大、ボストン大学などの教授にeメール出しました。リストに沿って、まず私たちのプロジェクトの初期ユーザーを見つけ出そうとしました。 これらの教授たちに「あなたの問題を解決しますよ」と訊きました。教授たちは私たちのことを一度も耳にしたことのない、いままで関わりのない人たちです。 十分な反復テストとベータテストを経て、生徒たちの反応を見てみようと、このツールを実際の講義の場に持ち込んでみました。この時点で4、5ヵ月が過ぎてました。そして残念ながら、物事は計画どおりではありませんでした。 講義中に学生らが実際にしていたことは、クラス・メトリックを使うこと以外のすべてでした。FacebookやYouTube、GmailやeBayなどを見ている人たちばかりで、気がそらされている状態でした。 クラス・メトリックは講義から学生を遠ざけ、手助けにはなっていませんでした。ユーザーのためになっていない、何かが違うと理解した後、私たちは別の新しいことに挑戦することにしました。投資家たちにeメールし、今までのアイデアを破棄して、新しいことをすると告げました。 2011年11月に初期のアナリティカルプロダクトであるSegment V1へと移行しました。このとき私たちが理解しようとしていたのは、あるクラスのユーザーが、別のクラスでは(その行動様式は)どのように違うのかということです。 […]

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ビズリーチ様、ECS活用アーキテクチャー大刷新についてお伺いしました

こんにちは、Startup担当事業開発の畑 浩史です。 株式会社ビズリーチでキャリトレの開発をされている外山さん、中村さん、龐さんにAWS久下とシステム刷新についてお話をお伺いしました。 外山 英幸さん(写真右) キャリトレ事業部 プロダクト開発部  部長:キャリトレ事業部の部長としてプロダクトの企画、システム運用、保守、開発や新プロダクトのアーキテクチャーを見られています。2歳になられたばかりの息子さんがかわいくてかわいくて仕方ないとのこと。趣味はお子さんと遊ぶことと、夜にAWSの勉強をすることだそうです。座右の銘は「なんとかなる、なんとかする」。 中村 恵介さん(写真左から2番目) キャリトレ事業部 プロダクト開発部:新卒でビズリーチ社に入社し、現在はテックリードとして、アプリケーションレイヤー、インフラレイヤーともにご担当。趣味はスノーボード、ボルダリング、ゲーム、プログラミングとアウトドア、インドア両面でアクティブで、現在、独身で売り出し中とのことです!座右の銘は「千思万考」。 龐 冲さん(写真右から2番目) キャリトレ事業部 プロダクト開発部:中国 雲南省ご出身で2007年に来日され、現在はインフラのトップとしてAWSの構築や運用をされています。日本語が堪能で、社内Slackでは「日本人以上に日本語が上手い」と評判だそうです。趣味はクラシックギター。座右の銘は「一期一会」。 キャリトレとはどのようなビジネスでしょうか? 20代の方向けの転職サイトで、第二新卒の方など、初めての転職の方を中心にご利用いただいております。2014年に正式ローンチし、ビズリーチの新たな事業の柱として、現在は多くの求職者の方や企業の方にご登録いただいております。今年は5月にCMも開始し、より多くのユーザーの方々に価値を提供できるサービスを目指しています。 現在、プロダクトが抱える課題は何でしょうか? サービスが短期間で急成長したため、スピード優先で矢継ぎ早にシステムを増改築してきた結果、どうしてもその場しのぎであったり、いびつな対応となった部分ができてしまいました。結果、所謂スパゲッティコード、機能間密結合となり、問題の特定が難しいことや、影響範囲が大きくなります。また、インフラ面も全てをコードで管理しているわけではないため、実際に動いているものを見てみないと分からないことや、問題発生時の調査が難しいこと、見直しが難しいといった状況があります。 課題に対して、どのような対応をされていますか? 5年経つこのタイミングで、アーキテクチャーの刷新を現在進めています。大きな方針として、 1. スケールしやすい 2. 工数を削減する(作らなくてよいものはなるべく作らない) 3. 運用負荷が軽い の3点を常に意識しています。 また、刷新の際に他クラウドの利用も検討しましたが、これまでの経験の蓄積、権限管理、監査対応、Auroraのパフォーマンス等の観点から、既存と同様にAWSで再構築することに決めました。その際に、AWSのトレンド、王道を最大限に活用して構築していくことも方針の1つとしました。 それ以外に、Dockerコンテナ技術を使うという全社方針があったため、キャリトレもそれに沿った開発をすることにしました。その際の選択肢としてKubernetes on EC2がありましたが、Kubernetes は機能的に充実している面はあるものの、折角AWSを利用しているのに自分たちで管理することが増えすぎる点、またKubernetes をアプリエンジニアに覚えてもらう必要がある点、他のAWSのサービスとの連携による恩恵を受けられない等から、運用のしやすさを考え選択しませんでした。EKSは東京リージョンのローンチがまだなので、見送りました。結果、ECSで再構築を進めています。Fargateは構成自体を自動化して運用コストを下げるために有効なため、検証を続けています。 具体的な再構築の内容を教えていただけますでしょうか? これまで、Jenkinsでビルドしていたものを、AWS CodeBuild、CodeDeploy、CodePipelineを使って全て構築するようにしています。並列でいくつか動かしてもスケールできるように、Jenkinsを管理しないことでできるだけ運用負荷を下げることを目指しています。これまでテストに時間がかかったり、タスクを増やすと落ちたりしていたことが無くなることを期待しています。 次に認証周りについて、インフラだけではなくアプリも見直しています。ログインに関する機能をAmazon Cognitoを使うことで自前で作らないようにすることや、API GW利用によりエンドポイントの認証をSTSで行うことやロールベースのアクセスコントロールなどで工数削減に繋げています。 DBは、MySQL5.6 RDSから Auroraへ移行し、移行コストがかからず楽に移行できています。Auroraに移行することで、Slaveに対しての遅延が少なくなり、Read系の考慮点も減らすことができ、可用性の面でのメリットが大きいです。また、カラム追加のロックがかからないことやリードレプリカアクセスにロードバランサー機能があることも運用負荷軽減となります。検索については、EC2 Solrの構成でしたが、保守コストがかかっていたため、運用コスト優先でElasticsearchを選択し、専用のサーバーを立てることを減らしています。ログ周りはfluentdでエージェントを立ててEC2のサーバーを立てていましたが、CloudWatch Logs Agent-> Kinesis -> Lambda -> S3で再構築し、Athena、EMR、Glacer 、Datadogの利用を考えています。バッチはAWS Step Functionsを活用します。 今後のチャレンジは? キャリトレが大きくなるとマイクロサービス化が必要になると考えていますので、サービスを増やした時の共通基盤の作成は今後の課題です。また、将来的にはサーバレスな構成も考えていきたいです。 今回のre:Inventの新機能発表で注目は何でしたか? […]

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Illumio 社が実施するファイアウォールを超えたネットワークセキュリティ

  PJ Kirner 日々の生活や商取引において、オンライン化がますます進む中、企業は、携わる産業や目指す目標が何であるかに関係なく、どの企業にとっても同じように価値のある資産、つまりデータを守る必要性を理解するようになってきました。最近までは、主にファイアウォールや IPS/IDS などの仕組みを使って、エンタープライズネットワークのセキュリティを構築し、境界を確立することで、攻撃者を遮断していました。しかし、テクノロジーがさらに複雑に、そして相互に連関し合うようになり、PJ Kirner 氏と Andrew Rubin 氏は、従来の安全対策ではより高度なデータ侵害を防ぐには十分ではないと考えるようになりました。そこで両者は、2013 年に Illumio 社を設立し、より迅速で革新的なアプローチを使って、セキュリティを構築することを目指しました。 「設立間もない頃、その当時起こっていた動向を追っていましたが、ワークロードの増加の勢いは、留まるところがありませんでした。また、マイクロサービスが台頭してきていました。昔よりも、物事がもっと深く結びつくようになっていました」と Illumio 社の CTO、Kirner 氏は言います。「このような状態は危険でした。リスクを冒していると考えました。」 そして、彼らの理解は正解だったのです。最近では、大部分の違反はファイアウォールを突破して起こるものではなく、データセンターやクラウドで発生します。攻撃者を数週間、あるいは数か月も見つけ出せないこともあります。 Illumio 社のソフトウェアである Adaptive Security Platform は、データ侵害に対して先手を打つ手法で挑みます。Illumio 社は、マイクロセグメンテーションのパイオニアです。マイクロセグメンテーションとは、すべてのアプリケーションのワークロードのセキュリティの評価と制御を可能にするために、アプリケーション、ワークロード、さらにはプロセスを取り囲むマイクロ境界を構築します。Illumio ASP は、トラフィックフローのリアルタイムマップを表示し、ワークロードがビジネスのネットワーク上で連動する際の動作をモニタリングします。Illumio ASP はワークロードがどのように、どこで、どのワークロードと連動しているかを示し、脆弱性を明らかにし、ポリシーが実施されていることを確認します。違反が検出された場合、Illumio ASP はワークフロー間のデータを瞬時に暗号化し、悪意のある人物がシステムを通過する際にデータをスヌーピングするのを防ぎます。このソフトウェアは、データセンターおよびクラウドの両方にある、あらゆるタイプのサーバーで機能します。 「資産を守ろうとしている時に、最初にやるべきことは、攻撃者のように考えることです。攻撃者なら何をする? どれくらいのパスをたどれる? このように考えて、Illumio は、攻撃者がたどれるパスの数を減らすのです」と Kirner 氏は説明します。「攻撃者が 3000 のうち 3 つのワークロードにしかアクセスできない場合、データ侵害はそれほど重大ではありません。皆、このことを認識しつつあります。」 従来のネットワークセキュリティとは、バリケードや堀で城を守るようなものです。一方でマイクロセグメンテーションとは、各個室にある隠し部屋と言えます。 企業は、データ侵害の危険性とデータ侵害を阻止すること重要性について、これまで以上に気を配ってはいますが、これらの脅威の性質について説明するのは、どんな時でも簡単なことではありません。特に、毎日誕生する新しいテクノロジーとともに、脅威も変化しているからです。顧客と話す際には、「テクノロジーに関することを話す」ことが重要であると Kirner 氏は述べます。そうすれば「顧客のテクノロジーとソリューションに関する知識が増える」からです。 組織とその IT システム内のユーザー権限の最小化と再確認を目的として実施する「データセンターの最小権限の原則について、6 年前には、誰も話したりしませんでした。正直なところ、この原則を実行するには、人の最小権限を必要とするからです。でも、そこから始めなければならないのです」と、Kirner 氏は話します。「では、データセンター内のマシン間のトラフィックと同様に、データについて、さらにモノのインターネットの登場について考えてみてください。事実、このマシン間のトラフィックはすべて増加の一途をたどっています。けれども、その増加がどれほど速く起こり、どれくらいのリスクがそこにあるかを理解していなかったのです。」 Kirner 氏は、組織に自らを守る方法を示すことで、自分が何を保護しているのかについて組織が理解するようになることがあると言います。「王冠の宝石がどこにあるのか、つまり最も重要なデータと資産について、理解する必要があります。当社は、すべてのアプリケーションのリスト、またはすべてのデータがどこにあるかのリストを持つこと、そして分類を行うことを推奨しています。なぜなら、これらは重要な資産だからです。しかしながら、こうした取り組みを行っている組織は少ないのです。セキュリティに投資するお金があれば、それを最も効果的に使いたいと考えます」と彼は言います。「他にも、データをマッピングすることで、顧客のサポートを行います。これは、セキュリティにお金を効果的に使うための詳細な情報を得る方法の 1 […]

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なぜ次々と新しいサービスを出せるのか?「ミンカブ」の開発はスピード&保守性が肝!

こんにちは、Startup担当事業開発の浜宮 真輔です。 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(以下:ミンカブ)で部長を担当されている川端さんにお話しを伺いました。普段、投資をされない方でも「みんかぶ」という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?ミンカブはAIを活用したコンテンツ自動生成の仕組みを導入した投資家向け情報メディアの「みんなの株式」を運営されています。そちらの愛称が「みんかぶ」です。さらに、「株探」や「みんなの仮想通貨」、「みんかぶFX」等、多くの金融商品を対象としたサービスを提供し、投資を行う方々のインフラのようになっています。今回は、多くのサービスを世に生み出し、発展を続ける開発の裏側を聞いてきました。 ・まずは川端さんの経歴は? 2007年7月にミンカブにジョインしました。創業は2006年なので社員ナンバーは小さい番号ですよ。大学時代の知人がCEOと一緒にミンカブを始めるところで声をかけてもらいました。それ以前は、いわゆる大きな会社のSIerで、社会人5年目にミンカブへ転職しました。当時は仕事の進め方などに窮屈さを感じており、ワクワクしながら踏み込んでいったのを覚えています。 入社時はシステムの担当ではなかったのです。最初はカスタマーサポートを担当しておりましたが、アクセス解析など担当領域が広がっていきました。そんな折に発生したリーマンショックがシステム担当になるきっかけでした。リーマンショックにより全社的なコスト削減の必要に迫られ、事業所を移転した他、人員やサーバーラックなど様々なリソースが縮小されました。そのタイミングでシステム部門に異動したのです。もちろんシステム部門も人数は減っており、そんな状態でぎっしり詰め込まれたサーバーラックを運用していた経験が、クラウドに移行した起因になっていますね。移行までに、2回ほどハードウェアごとデータセンター移転しており、とても大変でしたね。システム的には2011年あたりからKVMで仮想化を進め、2012年からAWSの利用を開始しています。 ・現状のアーキテクチャーは? 基本はオーソドックスな形にしています。一般的なWeb3層構成で、ALBやRDS、ElastiCacheなど、AWSの標準的なサービスを利用していますね。AZの冗長化や耐障害性はもちろん意識していますが、コンテナは局所的な利用に留めています。コンテナにすることでスケーリングなど恩恵があるのは分かっているのですが、開発プロセスやシステム監視、障害対応など運用面に大きく影響するので、全面的な採用を見送っています。一方で、Kinesis・Lambda・DynamoDBを組み合わせて、サーバーレスで実現している機能もあります。ティックという価格情報からリアルタイムでチャートデータを更新する機能で、即時性と可用性が強く求められるためにこのような構成をとっています。 ・技術面のアピールポイントはなんでしょうか? 「速さと保守性」が強みです。ミンカブは多数のサービスを展開していますが、何か新しくビジネスを始めるとき、システムを提供する速さが非常に重要になります。しかし、それと同じくらい保守性も重要と考えていて、速く提供したはいいが、保守性が低くてはお客様のニーズに追随してサービスを改善できません。その速さと保守性をあげるために開発効率や運用効率などの「効率性」を最大限に高めるように努めています。アーキテクチャーをオーソドックスにしている点もプラスに働いています。シンプルな構成なため、メンバーの理解が早く、横展開がスムーズにいきます。この考えはメンバー選定においても重要です。プログラミングスキルが高いに越したことはないのですが、それ以上にコミュニケーション・コストがかかってしまっては全体の効率を引き下げてしまう恐れがあります。採用段階でWeb開発の経験があまり無い方でも、知識や技術に興味を持ちつつ、コミュニケーションがとれる人ならばOKです。現時点では、チームの中でやっていける人かどうかというのを大事にしており、技術に対する興味があれば現場で学んでいけると考えています。もちろん会社として、どのフェーズにいるかによって持つべき強みは変わっていくと思いますので、その時に求める人物像のスキルが今とは違ってくる可能性はおおいにあります。 ・海外企業との提携を多くされています。システム面の対応はどのように行っているのでしょうか? 海外のシステムが日本のAPIをつつくような構成にしていました。具体的には、情報ベンダーからはオンプレでしか提供されないデータをDirect Connect経由でAWS東京リージョンに集約していました。また、リードレプリカやAPIのエンドポイントをアイルランドなどの海外リージョンに作成し、海外アクセスのレイテンシ問題に対応しました。 もちろん問題もでてきます。ヨーロッパや北米では時差の問題があるため、API仕様に関するやりとりに時間がかかったり、日本時間の夜中に発生したトラブルの対応が遅れてしまったりしました。また、システムだけでなくローカライズした国や地域の文化を理解している人が必要だと学びましたね。当たり前ですけど法律も違えば、株式市場のあり方もエリアごとに違いがでてきます。そのため、コミュニケーション・レイヤーとして、システム・人・サービスなど階層化して展開を考える必要があると思っています。例えば、日本メンバーはAWSの環境構築やメディアの運用が得意なのですが、その考え方や手法を海外メンバーにシェアするなどのサポートに徹し、データの取り扱いなどきめ細かいローカライズは現地を分かっている海外メンバーが行う流れです。 ・最後に、AWSのいい点を教えてもらってもいいでしょうか? 色々クラウドサービスは触りましたが、AWSはユーザーが使いやすいように変化していると感じました。例えば毎日触るコンソールです。いつの間にかIPアドレスをコピーするボタンが、従来の操作性を損なわないように配置されていたりと、日進月歩でユーザー目線の改善が行われているように感じます。他にも、古い話かもしれませんがIAMロールがインスタンス作成後に変えられるようになったり、セキュリティグループを複数割り当てられるようになったりとか、コンソール以外でも細かく改善されています。 お気に入りの機能ですか?もともとオンプレでDNSも自前でやっていたので、AWSに安心してお任せできるRoute53がとても良いです。4台のネームサーバで十分な可用性があるので、公開用はもちろん、内部DNSも心置きなく利用できます。オンプレ時代は内部DNSまで構築する余力がなく、IPアドレス管理表とhostsでホスト名を管理していたので、その頃に比べると運用効率が大きく改善されました。あとは、RDSのおかげでMySQLの細かい運用を考えなくてもよくて楽になりましたね。オンプレ時代はスケールアップ=ハードウェアの入れ替えになってしまい、それだけで大掛かりな作業だったのがコンソールから数クリックするだけで対応できますし、フェールオーバーも任せられるので、マスター・スレーブの切り替え作業で冷や汗がでることがなくなりました。 これはお願いですが、リザーブドインスタンスの購入プロセスを見直してほしいですね。最近も高額なリザーブドインスタンスを購入したのですが、数クリックで高額決済されると思うと、購入タイミングで間違いがないかどうか不安になってしまいます。今後、安心して購入ボタンを押せるようになることを期待しています! 川端さん、お忙しいところお時間いただき有難うございました! 編集後記) 多くのサービスをスピーディーに展開する根幹には、アーキテクチャーや体制作りに対する明確なポリシーがあると気づかされました。海外展開におけるナレッジなど貴重なお話有難うございました! 関連情報) 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド このブログの作者) Shinsuke Hamamiya(浜宮 真輔) ベンチャー企業を経て2005年に日本IBM入社。金融系の基幹システムにおけるプロジェクト・マネジメントに携わる。2016年に早稲田大学大学院にてMBA取得後、スタートアップ支援とオープン・イノベーションを促進するIBM BlueHubを担当。2018年よりAmazon Web Service Japan, K.K にてBusiness DevelopmentManager-startupsに着任。

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新しいマッチングを世の中に届けたい。「くらしのマーケット」開発の歴史とは?

こんにちは、Startup担当事業開発の浜宮 真輔です。 みんなのマーケット株式会社でテクノロジー本部 本部長を担当されている戸澤さんにお話しを伺いました。みんなのマーケット株式会社はハウスクリーニングや引っ越し、家の修理やリフォームを始めとする生活関連の出張・訪問サービスに特化したインターネット商店街である「くらしのマーケット」を運営されています。口コミや料金の比較も可能なうえ、オンラインで予約できます。まさに痒い所に手が届くサービスです。マッチングサービスとして拡大が続くなか、起業当初からシステムを管轄してきた戸澤さんはどのように開発と運用をされてきたのでしょうか?   ・まずは戸澤さんの経歴は? 2011年1月の創立当初からみんなのマーケットと歩んできました。みんなのマーケットにジョインしたきっかけは、個人的にPythonのブログを書いており、それを見た代表からTwitterでお誘いがきたのがきっかけですね。エンジニアとしての経歴を考えると、中学生時代にまで遡ります。親は公務員でITを専門にしているわけではないのですが、Windows95を買い与えてくれて、PC上で絵を描くことや、ネットサーフィンをしたのがITに触ったきっかけです。特にネットサーフィンで「調べること」が大好きになり、Webサービスをつくって公開するブームを知りました。そしていつしか自分でも作ってみたいと思うようになり、C言語に触って挫折し、その後PerlやPHPにも触った思い出があります。 大学生になるとJavaや C++を使っていましたが、Webサービスを開発するうえでPythonだと書きやすいという感覚をもっており、技術ブログを参考に開発していましたね。例えば、TwitterのUserStream APIを使って地震のアラート配信するアプリも作りました。ただ、自分自身で起業という考えはなかったです。経営的な動きよりプロダクトをつくることが好きだったのです。こう話すと、趣味はプロダクト開発のように思われるかもしれませんが、ランニングやカメラが趣味です。中学生時代にのめり込んでいたカメラに最近またはまっています! ・みんなのマーケットの創業当時は? 2011年から2015年まではインターン含めて2名で開発をしていました。当時はコードを書く面白さを満喫していましたね。コーディングルールや運用プロセスを考えるよりも、とにかくコードを書いていました。当日の開発作業は、主にリリース時から実装していた機能改善がメインでした。例えば、ユーザーが自分のいるエリアを探しやすくするなどUXの改善です。UXの改善は実際にユーザーへの有益なインパクトがありました。ただ、最初の2~3年程度は売り上げがなかなか上がりませんでしたね。でも自分たちが作っているサービスは今の世の中にないものだし、利用者も少しずつでも伸びていたので漠然と期待感があり、不安な気持ちはなかったです。 その後、エンジニアが増えて、自分の仕事もプロダクト全体をみるようになりました。それに合わせて自分の価値観も「コードを書く面白さ」から「ユーザーの中にある課題を解決する楽しさ」に変わっていきました。実際にユーザーさんが喜んでいる声を聞いたり、KPIの数字が上がるのをみて、自分たちの解決策が当たったことを確認できると一番楽しいです。     ・現在の具体的な業務内容は? プロダクト全体をみているのですが、プロダクトマネージャー(以下、PM)は複数おり、PMに対して開発の視点から意見することが多いです。具体的には「シンプルにすること」「問題を正しく捉えること」。有益なインパクトを与えられるか検討することや、新機能を構築する前に既存機能の活用を促すこともあります。もちろん代表の浜野の意見も取り入れますし、PMから積極的に意見があがる風土は大事にしています。この風土を作るために、PM自身が課題、目的、得られるインパクトを論理的に理解し、それに加えて全体を見わたせるようになるよう意識しています。また開発リソースは有限なので、リソースを最大限に有効活用するために、事前にできるだけ深くメンバーが考えるように意識しています。そのためにもデータ分析は積極的に進めています。データはGlueからAthenaを経由したうえでRe:dashで表示しているのですが、そのアカウントは開発部門だけでなく、さまざまな部署にも渡しています。各部署内でデータ分析を行うことで課題点が可視化され、それぞれが改善していく流れが出来ています。 ・創業から現在まで、プロダクトは順調に拡張されてきたのですか? いいえ、2016年に大きなreplaceを行っています。創業当初はコードの綺麗さを後回しにしていました。しかし、エンジニアが増える段階で新しいメンバーに都度環境を説明するのが大変だったこともあり、replaceを行うと共にコーディング規約も作り、組織で動ける仕組みを整えていきました。システム面においてもマイクロサービスを導入し、組織ごとに開発が進められるようにしました。セキュリティ的にもリスク分散できるメリットもあります。もちろんシステム全体を理解するのが難しくなってきたという側面もありますね。尚、replace以降に限った話ではないですが、既存機能をより良くするためにユーザーの声をプロダクトに反映しています。具体的には、ユーザーにむけて定期的に行っている講座や、コンサルティングチームがユーザーから直接要望を拾い上げてきて、内部で検討を進めると共に、代表の浜野も俯瞰的に評価して対応を決めています。 ・技術面での特長は何でしょうか? 新しい技術を積極的に活用することです。いくつか例をあげると、エンジニアリソースが限られているのでAuroraなどマネージドサービスを使うことでプロダクト開発に注力出来るようにしています。また、マイクロサービスの中でコンテナ化できるものはECSに入れていますね。 ・AWSの良い点も聞いていいですか? AWSのプロダクトとしてはLambda が好きです。実行回数が多い割には安いし必要なときだけ実行できる点もありますが、処理の安定性を管理しなくていいことや、Cloud Watchで全て監視できる点も良いですね。 AWSを継続している理由としては、技術面やプロモーションなど手厚いサポートにあると思います。また、新しいサービスが多く出てくるので、より便利に使えるのではないかと期待があります。逆に使い切れないくらいサービスがあるので期待値を超えているかもしれませんね。 あとは、コンサルティングチームはやりとりに電話を多く使っています。Amazon Connectであれば今出来ていないLambda等でシステムと連携もでき、より活用できると期待しています。Amazon Connectが早く東京リージョンに来てくれるといいですね!(取材は2018年11月29日に実施) 戸澤さん、お忙しいところ有難うございました!               編集後記) サービスが成長していく中で、戸澤さんがプロダクトと同様に、メンバーや文化を大事にしている点、そしてメンバーや文化の話をするときの笑顔がとても印象的でした。開発されている皆さんの温かさがプロダクトにも反映されているのだと思います。Amazon Connectは12/11(火)に東京リージョンローンチとなります! 関連情報) みんなのマーケット株式会社:http://www.minma.jp/ Amazon Connect : https://aws.amazon.com/jp/connect/ このブログの作者) Shinsuke Hamamiya(浜宮 真輔) ベンチャー企業を経て2005年に日本IBM入社。金融系の基幹システムにおけるプロジェクト・マネジメントに携わる。2016年に早稲田大学大学院にてMBA取得後、スタートアップ支援とオープン・イノベーションを促進するIBM BlueHubを担当。2018年よりAmazon Web Service Japan, K.K […]

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re:Invent 2018 から、Startup Central プレゼンテーションをピックアップ (11月29日)

11 月下旬に、ラスベガスで開催された AWS re:Invent には、5 万人以上が集いました。製品リリースの発表から巨大なエキスポホールまで、見るもの、会う人、知っておくべき会社など満載のイベントでした。 今年、AWS のスタートアップチームは、スタートアップのためのすべてを re:Invent に集めました。会場は Aria エキスポホールで、Startup Central と呼んだ会場では、さまざまなイベントが開催され、オープニングからクロージングまで大変賑やかでした。 Startup Central のハイライトは Startup Stage でした。この企画では、スタートアップ企業のリーダーたちによる講演が数十回開催されました。Buzzfeed、Reddit、Affirm などの企業からは、ブロックチェーンインフラストラクチャの構築、AWS ECS のマイクロサービスの保護、サーバーレスでの計算インフラストラクチャの大規模な構築といった、さまざまなトピックに関するプレゼンテーションが行われました。 Talks を見る : Coinbase がブロックチェーンのインフラストラクチャを構築した方法 | Coinbase AWS クラウドで、毎日何百万人ものお客様をサポートする方法 | Nubank Buzzfeed での AWS ECS 上のマイクロサービスの保護 | Buzzfeed Affirm による貸付 : Machine Learning 氏と EMR | Affirm 1 ヶ月に 10 億回の動画視聴 : […]

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